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『老後資金に余裕がある人』は使いこなしている…意外と知らない“年金+αの制度”とは?【お金のプロが解説】

  • 2025.9.13
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

「年金だけでは老後の生活が心配…」そんな声をよく耳にしますよね。老後資金に余裕を持つ人たちは“年金+α”の様々な制度を上手に活用していることをご存じでしょうか?これらの制度は意外と知られていませんが、賢く使いこなせば生活の安定だけでなく、さらにゆとりのある老後を実現できます。本記事では、お金のプロがその知られざる制度をわかりやすく解説。老後の不安を減らし、安心して暮らすヒントをお届けします!

年金だけじゃない!老後資金を支える“知られざるお金”

まず理解したいのは、公的年金だけに頼らず老後の資金を確保している人々が活用している「+α」の制度とその役割です。

日本の公的年金制度は基礎年金(国民年金)と厚生年金が中心ですが、その給付金額だけでは十分な老後資金にならないことが多いです。そこで、個人年金やiDeCo(個人型確定拠出年金)、企業型確定拠出年金、さらには少額から始められるNISAなどが注目されています。

これらの制度は、老後の生活資金を増やすために税制優遇や運用益の非課税などのメリットを備えているのが特徴です。たとえばiDeCoは掛金が全額所得控除となり、節税効果も期待できる画期的な制度です。また、NISAのつみたて投資枠は年間120万円までの投資にかかる利益が非課税になるため、長期運用で資産を増やすのに役立っています。

NISAだけじゃない!もっと知りたい資産を増やす技

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

例えば、個人型確定拠出年金(iDeCo)は65歳まで掛金を積み立てることができ、税控除の対象となるため、節税効果が大きく、老後資金を効率的に増やせます。原則60歳まで解約や引き出しができないことには注意が必要ですが、資金に余裕がある人は活用してみる価値のある制度です。

また、国民年金基金は国民年金の上乗せとしての役割を持ち、自営業者やフリーランスの方が多く加入しています。月々の掛金が固定されているため計画的な積立が可能で、将来的には年金上乗せ分として受け取れます。

これらを「年金+αの制度」と捉え、複数の制度を組み合わせて活用しているのが、“老後資金に余裕がある人”の共通点です。知っていても“活用しきれていない”制度は案外多いため、まずは自分に合ったものを見極めることが始まりと言えます。

知っているだけじゃなくて活用することが大切!

年金だけに頼らない賢い資金計画は、もはや必須。iDeCoやNISAなどの国が勧める制度は、上手に活用することで資産形成が進む優れた制度です。まずは情報収集から始めてみましょう。

大切なのは、自身の収支・資産を見つめ直し、資産形成の目的をはっきりさせることです。また、運用商品選びの際は長期的な視点に立ちリスク分散を心がけましょう。気軽に相談できるファイナンシャルプランナーなど専門家への相談も有効です。

こうして“年金+α”の賢い制度を味方にすれば、経済状況が変わっても安心して老後を迎えられるでしょう。まずは制度の内容を理解することから実践してみてください。


監修者:中川 佳人(なかがわ よしと)

金融機関勤務の現役マネージャー。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。
20年にわたり、資産形成や家計管理・住宅ローンなどの実務に携わってきた経験を活かし、記事の監修や執筆を行っている。
専門的な内容を、誰にでもわかりやすく伝えることをモットーとしている。