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「夏の暑さは4か月続きます」北海道でも猛暑日が当たり前?“未来の天気予報”に根拠あり

  • 2025.8.17

北海道内でも「猛暑日」を記録する日もあった暑い夏…しかし、80年後の夏はもっと暑くなるかも…知れません。
6月の北海道の平均気温は、統計開始以来最も高くなりました。

マチでは「北海道でもそのうち40℃になるんじゃない?」なんて声も…。
その言葉が現実になる日もそう遠くないかもしれません。

未来の天気予報を見てみると

Sitakke

「道内ではこの夏4回目の40℃超えとなりました」(道総研エネルギー・環境・地質研究所)

これは、道総研が公開した「未来の天気予報」です。

「札幌ではきょう日中の最高気温が39℃まであがりました」(道総研エネルギー・環境・地質研究所)

約80年後の8月は、道内のほとんどの地点で最高気温が35℃を超える「猛暑日」になっています。
さらに、「夏」の風景も大きく変わっています。

「今よりずっと涼しかった80年前には、真夏でも公園で遊ぶ子供たちの姿がよく見られました。今では考えられない状況ですが、現代の北海道では、あすもエアコンが活躍しそうです」(道総研エネルギー・環境・地質研究所)

科学的根拠からも

Sitakke

『未来の天気予報』には科学的根拠があります。

気候変動のシミュレーション結果から、最も温暖化が進んだ場合を想定。
つまり「起こりうる未来」なのです。

動画を作った道総研エネルギー・環境・地質研究所の鈴木啓明主査は「北海道はあまり暑くならないという感覚で過ごしていると、熱中症被害に遭う、それに対しての在り方を考える」と話します。

夏の暑さは4か月続く?

Sitakke

「80年前は7月8月に真夏日が時折あるくらいでしたが、現在は夏の暑さは4か月ほど続きます」

動画を作成した道総研の鈴木啓明主査は、一人一人の意識で気候変動を少しでも食い止めることができると話します。

「将来これだけの変化が起きてしまうということを止めていこうという風に関心を持って、重要だと感じていただくことがまず第一歩なのかな」

Sitakke

80年後の夏も楽しく過ごせるように…気候変動を「じぶんごと」として考えることが第一歩です。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年7月1日)の情報に基づきます。

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