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「幾つになっても手が焼ける」厳しい母から逃げられない?感情を無くした娘の《末路》

  • 2025.9.22

病棟で看護師をしている、ぱれちに(ぱれちにっき)さん。仕事のかたわら、医療従事者向け、主に看護師向けの漫画を描き、ブログで発信しています。

田中はなさんは、母親の期待に応えることを求められ続けて育ちました。そんな中、同じような境遇の清瀬さんと友人になり、共に医学部を目指します。しかし、はなさんは無事に合格しましたが、清瀬さんは不合格になってしまいました。その後も母親から医学部の受験を強要された清瀬さんは、我慢できずに家を飛び出します。

母の愛と監視のはざまで

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ブログ:ぱれちに(ぱれちにっき
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ブログ:ぱれちに(ぱれちにっき

物語では、清瀬さんが部屋でひとり勉強に打ち込む姿や、母親から厳しい監視を受けて身動きのとれない苦しい日常が丁寧に描かれています。清瀬さんは、幼い頃の母親との思い出を振り返りながら、今の自分と母親との関係に悩みます。かつては母親と手をつなぎ、優しい言葉をかけてもらいながら過ごした日々が、今では厳しい束縛と監視に変わってしまったことへの寂しさや戸惑いが伝わってきます。

母親は、清瀬さんの行動を探偵や興信所を使ってまで把握しようとし、逃げ場のない生活を強いています。その一方で、清瀬さんの心には「なぜ自分を愛してくれないのか」「どうして『出来ない私』も受け入れてくれないのか」という切実な思いが募っていきます。幼い頃に描いた絵を母親に見せて喜んでくれた記憶や、母親が絵を大切に飾ってくれた温かな時間を思い出す場面が印象的です。過去の優しさと現在の厳しさ、そのギャップに心を揺らしながら、清瀬さんは医学部の受験を強いられ続けるのです。

ブログ:ぱれちに(ぱれちにっき



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