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糖尿病で足の壊死が起きた患者。切断から免れることができた“閲覧注意”な治療方法とは

  • 2025.4.25

病棟で看護師をしている、ぱれちに(ぱれちにっき)さん。仕事のかたわら、医療従事者向け、主に看護師向けの漫画を描き、ブログで発信しています。

今回は、「マゴット療法」と呼ばれる珍しい治療法のエピソードです。

マゴット療法

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ぱれちに(ぱれちにっき
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ぱれちに(ぱれちにっき

ある日、「足が痛い」と訴えて訪れた男性患者。診察の結果、糖尿病が原因で足の皮膚が壊死しており、すぐに入院して治療を受けることになりました。しかし、頼みの抗生物質の点滴がうまく効かず、状況は思わしくありません。

なんとか足の切断を避けるために、医師が選んだのは「マゴット療法」でした。医療用のハエの幼虫を患部に設置し、壊死した組織だけを食べてもらうという治療法です。透明なシートで覆い、さらにガーゼで保護しながら、看護師が定期的に様子を観察します。

1ヶ月後、この治療が功を奏し、男性の足は無事きれいに治癒。切断は免れることができたのです。

なんともインパクトの強い治療法ですが、薬や手術では届かない部分に、生き物の力が効果を発揮することがあるんですね。この治療をやり抜いた患者さんと看護師さん、そして小さなハエの幼虫たちに拍手を送りたくなります…!

ブログ:ぱれちに(ぱれちにっき

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