「ママごめんなさい…」勉強に厳しい母に全否定される日々。娘が逆らえない理由

病棟で看護師をしている、ぱれちに（ぱれちにっき）さん。仕事のかたわら、医療従事者向け、主に看護師向けの漫画を描き、ブログで発信しています。

幼い田中はなさんと母親の関係を描くこのシリーズは、日々の生活の中で母親が娘にかける期待やプレッシャー、そして「頑張ること」の意味について描かれてきました。

母の期待と子の葛藤

はなさんは将来医者になることを母親から切望され、小学生ながらに厳しい日々を過ごしていました。

家に戻るとはなは母親から掛け算の勉強を促されます。「今日は7の段の掛け算をするわよ」と暗記カードを手渡され、母親の前で答えていきますが、「7かける8は？」という問いに間違えてしまい、厳しい言葉を受けることに。これには「ごめんなさい…」と怯えながら謝るはなさん。

はなさんが外で友達が遊ぶ姿を見て「私も一緒に遊びたいの」と訴えても、母親は「勉強する時間が勿体無い」と遊びに行くことを認めません。はなは「お母さんが正しい」と自分に言い聞かせ、勉強に取り組む日々…。

テストで90点を取ったある日、「すごいでしょママ」と嬉しそうに答案用紙を見せますが、母親は「どうして10点も間違えるの？」「喜ぶのは100点を取った時だけ」と突き放すのでした。

実際の読者からは「母親のコンプレックスが垣間見える」といったコメントも寄せられており、親子間に生まれる思いのすれ違いや、母親の期待が強いプレッシャーとなっている様子が印象的です。親子の関係や教育のあり方について、改めて考えさせられるエピソードでした。

ブログ：ぱれちに（ぱれちにっき）

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