どうやって計算するか覚えてる？「半円の面積は？」→できたらすごいかも！

2025.9.9

今回は、ちょっと変わった形の面積を求める問題に挑戦しみましょう。

基本的な図形の面積の求め方を知っていれば、それを活用することで解くことができます！

問題

半径4cmの円を二等分した図形（半円）の面積を求めなさい。
ただし、円周率は3.14とする。

円の面積の求め方を知っていれば計算ができますね。

解説

問題の答えは「25.12(cm2)」です。

どのように考えるか順に解説をしていきます。

今回の図形は「半円」なので「円」の面積求め、それを半分にします。

円の面積は次のように求めることができます。

円の面積 = 半径×半径×円周率

つまり、
4×4×3.14
=16×3.14
=50.24(cm2)

これは円の面積なので、半分にして「半円」の面積にしましょう。

50.24÷2=25.12(cm2)

以上より、「25.12(cm2)」が答えとなります。

上記のような計算でもかまいませんが、円周率を3.14としたため、小数の計算が出てきました。

そこで以下のように計算すると、少しだけ計算が簡単になります。

4×4×3.14÷2
=16×3.14÷2
=8×3.14
=25.12(cm2)

左から順に計算すると小数の掛け算・割り算をしなければいけませんが、順序を入れ替えて「×3.14」を最後にしました。

残りの部分の計算は、整数の割り算と一桁の整数の掛け算なので、少し楽ですね。

「×3.14」を含んだ計算は、残りの部分を先に計算し最後に「×3.14」をするのがポイントです。

まとめ

面積を求める問題に挑戦しました。

円の面積の公式を覚えているだけでなく、正しい計算ができるかどうかも大事です。

ぜひ繰り返し練習をしてみましょう！

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。

文（編集）：SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」

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