どうやって計算するか覚えてる？「750÷15÷5」→5秒でチャレンジ

ひとつの式の中に複数の割り算があるときは、どのように計算をすれば良いでしょうか。

この記事では、間違えやすいポイントと、工夫して簡単に計算する方法を紹介します。

日常でも利用できるので、ぜひ練習をしてみてください。

問題

次の計算をしなさい。
750÷15÷5

正しく計算できるでしょうか。

まずは、自分自身で計算をしてみましょう。

解説

今回の問題の答えは「10」です。

また、途中の計算は次のようになります。

750÷15÷5
=50÷5
=10

上記の計算式では、左から二つの割り算を順に行いました。

よくある間違いは次のように計算してしまうことです。

（誤答例）
750÷15÷5
=750÷3
=250

「15÷5」が簡単に計算できそうなので、ここから計算をしました。しかし、これは間違いです。

割り算だけの計算の場合、左から順に計算しなければいけません。

また、この問題では次のように工夫することも可能です。

＜計算の工夫＞
750÷15÷5
=750÷(15×5)
=750÷75
=10

「15で割る」「5で割る」と計算するので、これらをまとめると「75で割る」のと同じことになります。

つまり「750÷75」の計算をすると、元の計算式と同じ答えになります。

一つひとつ計算してもいいですが、割り算を一回にまとめることができれば、計算ミスを減らすことができるでしょう。

まとめ

正しい答えを求めることができたでしょうか。

地道に計算をすることも大切ですが、計算の工夫を知っていると便利ですね。

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※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。

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文（編集）：SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」

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