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「まさかこんな時間に…」現役20代女性タクシー運転手が心底ウンザリした“ありえない乗客”とは?

  • 2025.7.17
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写真:photoAC(イメージ)

東海地方で乗務する20代の女性タクシードライバー・Aさん。タクシードライバーになって3年目となる現在、日々いろんなお客様と出会いながら街を走っています。

今回は、平日昼間に起きた“まさかの酔客対応”を語ってくれました。

酔って足元のおぼつかない高齢男性客

ある平日午後、スナックからの配車依頼で駆けつけた運転手Aさん。

出てきたのは、明らかに酔って自力で歩けない高齢男性。ママは「1,200円残してあるから帰して」と一言だけ言い残し、店に戻ってしまいました。

乗せたあとに行き先を尋ねると、男性は「◯◯(店名)っていう床屋やってんだよ!知らねーのか?早く出せ」と怒ったように返答。
「申し訳ありません、まだこのあたりに詳しくなくて」と伝えると、「⬜︎⬜︎(場所)の近くだよ」と雑なヒントだけ教えてくれました。

男性は「家に行けば金はある」と言いながら、行き先はあいまい。ようやくたどり着いた家は床屋の跡もない普通の住宅。料金は1,500円でしたが、財布には1,200円しかなく、玄関で倒れ込んでしまいます。

呼びかけに出てきたのは幼い孫娘とその母親。母親は呆れ顔で不足分を支払い、男性を寝かせて無言で家に戻っていきました。

この日の出来事に対して「昼間でもこんな酔っ払いがいるのか」とAさんはウンザリしています。

タクシー運転手は、酔客への対応には、安全確保と状況判断が必要不可欠。このような体験を通して、あらためて「運転」だけではないタクシー業務の多面性が見えてきます。

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《取材協力》
現役女性タクシードライバー・Aさん
東海地方で2022年から昼勤のタクシードライバーとして勤務。夫もタクシードライバー。タクシードライバーとしてのモットーは「その場にあった接客を」。好きな道路は国道1号線。

※サムネイルおよび記事内の画像はイメージです。