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元客室乗務員「絶対NGです」突然、機内で鳴り響いた“警報音” …次の瞬間、その場が凍りついたワケ

  • 2025.7.16
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

愛煙家の方の中には「機内ではタバコが吸えないから辛いな…」と飛行機での移動を躊躇される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際、ロングフライトともなれば、10時間以上もタバコを我慢しなければなりません。ところが、フライト中にお客様が喫煙された形跡を感じるケースは、決して珍しくないのです。そこで今日は、機内での喫煙が引き起こした緊迫のエピソードをご紹介します。

CAが機内のトイレを掃除する意外な目的とは?

食後のタイミングは機内でトイレを利用する乗客が増えるため、客室乗務員は清掃や備品補充をこまめに行います。

しかし掃除の目的は清潔維持だけでなく、安全確保にも関わっています。特に異臭――タバコの匂い――には要注意です。

ある国際線では、トイレを開けた瞬間にタバコの匂いを察知。吸い殻の確認と火災防止のため、ゴミ箱の中まで念入りに調べる対応が取られました。

ところが数時間後、突然トイレの煙探知機が作動し警報が鳴り響きました。駆けつけた乗務員がドアを開けると、男性客がバツの悪い表情で出てきて「まさか本当に鳴るとは…」と一言。

幸い火災には至りませんでしたが、機内喫煙は航空法で禁止されており、電子タバコも含め処罰対象となります。機内の安全を守るため、すべての乗客に禁煙の理解と協力が求められています。

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ライター:かくまるめぐみ
大学卒業後、日系航空会社に客室乗務員として入社。国際線をメインに乗務し、世界中を飛び回る。結婚を機に退職し、イタリアへ移住。現在も家族とともにイタリアに在住し、Webライターとして活動。客室乗務員の経験から培った「細やかな心配り」を大切に、コラム記事からSEO記事まで幅広く執筆中。