1. トップ
  2. 朝ドラで最期を迎えた名物キャラに“思わぬ関連ワード”がトレンド入り「不意打ち」「一番泣いた」視聴者から感動の声続出

朝ドラで最期を迎えた名物キャラに“思わぬ関連ワード”がトレンド入り「不意打ち」「一番泣いた」視聴者から感動の声続出

  • 2025.7.17
undefined
『あんぱん』第16週(C)NHK

今田美桜がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』の第16週「面白がって生きえ」第79話が、7月17日に放送された。

※以下本文には放送内容が含まれます。

よさこい節を踊る姿が釜次の最期に

undefined
『あんぱん』第16週(C)NHK

釜次(吉田鋼太郎)を心配して朝田家に帰ってきたのぶ(今田美桜)たち。元気そうに振る舞う釜次を囲みながら家族に鉄子(戸田恵子)の話をしたのぶは、釜次から本当はどうしたいのかと聞かれて返答に詰まってしまう。そんな中、嵩(北村匠海)が見舞いにやって来る。「おまんの漫画はくだらんのお。けど面白い」と嵩の漫画を褒める釜次のため、のぶは嵩に漫画を描いてほしいと頼む。

庭の一角にパン焼き釜、布団に寝た釜次にうちわで風を送る羽多子(江口のりこ)の姿。嵩のえんぴつが動く。嵩が描いた4コマ漫画を見て楽しそうに微笑む釜次。その姿を見つめ、のぶは嵩に感謝を伝え見送った。

「わしはもう充分生きたつもりじゃ」と釜次は石屋を自身の代で畳むことをのぶたちに話す。釜次は「女子こそ大志を抱け」と結太郎(加瀬亮)の言葉、さらに帽子を被り、鉄子から東京行きを誘われているのぶに語りかける。

「おまんを待ちゆう人がおったら、そこに向こうて走れ。おまんが助けたい人がおるがやったら、どればあ遠くても走っていけ。こんまい時からのぶはそういう子じゃ。なりふり構わず走れ。間違うても、転んでもえい。それも全部、面白がって生きえ」

「釜じいの孫でよかった」と大粒の涙を流すのぶは、朝田家みんなで「よさこい節」を釜次のために歌う。笑みを浮かべ目を瞑る釜次。石を削る音が響く眩しい光の中で、釜次が結太郎の帽子に豪(細田佳央太)の印半纏姿でよさこい節を踊る姿で物語は幕を閉じた。

SNSでは「豪ちゃん」「千尋くん」がトレンド入り

undefined
『あんぱん』第16週(C)NHK

“朝ドラ受け”で知られる『あさイチ』では、博多大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが「釜じい…」と名残惜しそうにつぶやき、鈴木アナが「いいおじいちゃんでしたね」とコメント。それに大吉も「『充分生きた』って言い切れるのはいいなと思いましたね」と続ける。さらに大吉は、“ヤムおんちゃん”こと草吉(阿部サダヲ)と最後に再会してほしかったと望みを伝え、博多華丸が「まだ明日がある」と力強く言い切っていた。

SNSでは「釜じぃヤダよ〜」「遺言のような言葉に泣いた」「朝から泣きました」「寂しくなります」「神回でした」といった釜次の死を嘆く視聴者の声が多く寄せられている。

また、SNSには「豪ちゃん」「千尋くん」の関連ワードがトレンド入り。千尋(中沢元紀)の名前が入っているのは、のぶがまだ幼い頃にラジオをもらった時の恩からラジオを「千尋」と呼んでいたからだ。「素晴らしい描写だと思った」「涙無しでは見られなかった」「千尋くん(ラジオ)つけてくれに一番泣いた」「涙腺がもう 釜じい反則だよ」「不意打ちで千尋の名前出てきて泣きそう」といった声が散見される。


NHK 連続テレビ小説『あんぱん』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
NHKプラスで見逃し配信中