「ただのコメディじゃない」「すべて深い」“最終章にさしかかる”物語に相次ぐ賞賛の声…！『ダメマネ！』

川栄李奈が主演の日本テレビ系『ダメマネ！ ーダメなタレント、マネジメントしますー』（毎週日曜よる10時30分）の第8話が、6月8日（日）に放送された。トップスター・真田（山田涼介）と美和（川栄李奈）の熱愛だけでなく、美和が元天才子役・神田川美和であることも明るみに…。窮地に立たされた美和にさまざまな展開が待っていた。

和田の謝罪会見で美和が糾弾される 会見描写にSNS「リアル」

和田（橋本じゅん）のもとに環境保護をテーマにしたCMの出演依頼が舞い込む。久しぶりのCM撮影に意気込んだ和田だったが、
現場では空回りしてしまい、張り切りすぎて禁止行為を繰り返してしまう。美和は、犀川（安田顕）から和田の炎上謝罪会見を成功させるミッションを課せられるが…。会見本番、記者たちの矛先は和田ではなく、元天才子役・神田川美和に向けられてしまった。

SNSでは、記者会見シーンに対し、「エグすぎた…。記者たちの質問、暴言、何を言っても揚げ足を取る姿勢よ、既視感」「嫌な記者会見の描写リアルすぎ」「マスコミの描かれ方がめちゃくちゃリアル」「揚げ足とって追いつめてとにかくイライラ」と、リアルな会見の描写が視聴者の目に焼き付いていた。

一方で糾弾される美和をかばう和田に対し、「かっこよかったよ」「感動しちゃったな」「優しすぎる」と賛辞の声も上がっていた。

“紫乃”寺島しのぶが美和の前に！ 紫乃と犀川の真意やいかに？

会見の前に保全団体に謝罪に向かった美和は、17年前に自分をかばってくれた大女優・朝倉紫乃（寺島しのぶ）と再会。だが紫乃は「あなた相変わらずすべてが芝居よ。そんなんじゃダメ」と美和を突き放した。紫乃は、美和が芸能界を引退する直前、彼女をかばっている。自分の発言が誰かを傷つけたかもしれないと、過ちと向き合うために保全団体の活動に参加し続けてきたのだった。美和にとって、「朝倉紫乃を芝居の世界に戻す」ことがマネージャーになった目的だ。美和に、紫乃の言葉はどう響いたのか…。

そして先の会見で、「逃げんのかよ」と記者に言われ、17年前の過ちを蒸し返された美和は、「私はまだ、過ちを理解しきれていません。まずは過ちと向き合い、過ちをきちんと理解したうえで、改めて反省の機会をいただければと思います」と声を振り絞る。その後、和田と美和は保全活動に参加し、謝罪の意を行動で示した。

8話ラストでは、美和が自分の過去をリークしたのが犀川だと知ることに。

紫乃や犀川の真意が見えず、SNSでは「味方であってほしい」「 神田川さんや紫乃さんを表舞台に連れ戻すこと？」「悪役演じてたのかな…と思いたい」とさまざまな声が上がっていた。

真田の“変装じゃなくて仮装”が話題に キザなセリフにも反響続出

真田は、熱愛報道が過熱するなか、新作映画の撮影のためフランスへ旅立つことに。サングラスと大きな口ひげ姿をつけて変装した真田は、美和の仕事先まで足を運び、話をしようとする。美和が「変装じゃなくて仮装だよ」とそんな真田の変装にツッコミを入れていた。SNSでは「確かにこれは変装ではなく仮装」「逆に大目立ちしてますよ」「かわいい」と話題に。

和田の謝罪会会見後、元のような元気を取り戻せない美和の前に、日程を早めて帰国した真田の姿が。「フランスから流れ星に乗ってきたよ」とキザな言葉で美和の失笑を買いながらも、美和の笑顔を取り戻した。そんな真田の登場に「このちょい痛台詞に救われる命があります」「山田涼介にしか発することを許されないセリフ」「山田涼介さん以外に似合う人なんて地球上にいませんからね」「この痛台詞もあと少しか…」と称賛の声と最終章に向けて惜しむ声が上がっていた。

「ただのコメディじゃないわ」「テンポよくてコメディっぽいけど、でもそんな単純なストーリーじゃなくすべて深い」「コメディとのバランスが絶妙」と視聴者から称賛の声が上がる本作もいよいよ最終章へ。美和は目的を果たすことができるのか？ 次回もお見逃しなく。

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日本テレビ系ドラマ『ダメマネ！ ーダメなタレント、マネジメントしますー』毎週日曜よる10時30分

ライター：小松加奈
ライター／編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー／レビュー／コラム記事などを手掛ける。