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大人が意外と間違える算数「2.5dLの牛乳は何L?」→正しく答えられる?

  • 2025.6.24
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かさを表す単位の一つとして「L(リットル)」があります。

リットルは、日常生活でも利用することが多いので、イメージがしやすいでしょう。では「dL(デシリットル)」はどうでしょうか。

小学校で習った記憶があるけど、正しく覚えていないという方が多いかもしれません。この記事の問題に挑戦し、復習してみましょう。

問題

2.5dLの牛乳は何Lですか。

「dL(デシリットル)」を「L(リットル)」に変換する問題です。

覚えているでしょうか。

解説

今回の問題の答えは「0.25L」です。

「dL」と「L」には、次のような関係があります。

10dL = 1L
(1dL = 0.1L)

「1dL = 0.1L」なので、それぞれ2.5倍すると
「2.5dL = 0.25L」ということが分かります。

大きさを表す記号(SI接頭語)

かさを表す単位は、「L」や「dL」の他にも「mL(ミリリットル)」や「kL(キロリットル)」などがあります。

すべて「L」の前に記号をつけて表しています。

これはSI接頭語と言い、大きさを表す記号です。

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「d(デシ)」は、「10分の1」を表す記号なので、「1dLは、1Lの10分の1」、つまり「1dL = 0.1L」ということになります。

まとめ

「大きさを表す記号」は、重さや長さなどにも使われていますね。

どのようにして単位が作られているかを知っていれば、単位変換も簡単になるはずです!

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」


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