意外に間違える人が多いかも…！「3−3÷3×3+3」→正しく計算できる？

2025.6.24

四則計算（足し算・引き算・掛け算・割り算）は、算数の基本です。

基本だからこそ正しい理解をしていなければいけません。

今回は、そのような計算問題に挑戦してみましょう。

問題

次の計算をしなさい。
3−3÷3×3+3

正しい答えを求めることができるでしょうか。計算の順序に注意しましょう。

解説

今回の問題の答えは「3」です。

途中の計算は次のようになります。

3−3÷3×3+3
=3−1×3+3
=3−3+3
=0+3
=3

どのような点に注意しなければいけないか、ポイントを解説していきます。

四則演算が混じった式では、次の順に計算します。

<計算の順序>
（1）掛け算・割り算の計算
（2）足し算・ひき算の計算

今回の問題では、「3÷3×3」の部分を優先して計算するということになります。

これは、割り算と掛け算が含まれるので、左から順に計算をしましょう。

3÷3×3
=1×3
=3

これによって、元の計算式は「3−3+3」となりました。

こちらも左から順に計算です。

3−3+3
=0+3
=3

以上より、答えは「3」となります。

まとめ

一つひとつの計算は簡単なものです。

どの順序で計算をしないといけないかを間違えないようにしましょう。

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※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。

文（編集）：SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」

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