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独身証明書が最寄り自治体でも入手可能に⁉ 法務省も支援する婚活に欠かせない書類を解説

  • 2025.5.23

今春、法務省から各自治体に通知され話題となった「独身証明書」の運用変更。 その内容というのが、これまで本籍地がある役所でしか取れなかった「独身証明書」が、本籍地以外でも申請取得可能に運用変更するというもの。

昨今の婚活ブームにより需要が出てきたための対応のようですが、そもそも皆さんは「独身証明書」というものを知っていますか?今回はこの「独身証明書」について解説したいと思います。

独身証明書とは?

独身証明書は、特定の自治体が発行する書類であり、民法第732条(重婚の禁止)規定に抵触しないことを証明するもの。正式には『独身証明書(結婚情報サービス・結婚相談業者提出用証明書)』と呼ばれます。

現在自治体によって申請方法や必要書類は異なりますが、一般的には、本籍地の自治体へ行き、申請書と身分証明書を提出したり、郵送で申請することで取得可能です。

取得した独身証明書は、結婚・婚活の際に利用されることが多く、主にマッチングアプリや結婚相談所で婚活をする際に身分証明として使ったり、海外での結婚手続きや一部の行政手続きでは必須となる場合もあります。

独身証明書のメリット

「独身証明書」の一番のメリットとしては、婚活の際に独身であることが証明できることでしょう。

婚活目的のマッチングアプリでは、既婚者の登録を避けるために、運営会社が独身証明書の提出を推進しています。また、独身を証明することで承認マークがつくことも。これにより、異性から安心されるので婚活がスムーズに進むこともあります。また、結婚相談所では入会の際に独身証明書の提出が求められます。

「独身証明書」は、婚活をする上で異性との関係構築をスムーズに進められる書類として重宝されているのです。

一方でデメリットも……

メリットがある一方でデメリットも。

ひとつは、「本籍地のある役所」へ行くのが面倒くさいということです。

独身証明書は戸籍に関わるため、本籍地のある役所でしか受け取り不可だったため、実家に本籍地を置いている人は帰省しなくてはいけなくなっていました。郵送での申請も可能ですが、返信用封筒や定額小為替の用意など、意外と手間がかかっていたのが実情です。

もうひとつは「恥ずかしい」という点です。

「小さい市町村だから、独身証明書を受け取りいった役所に知人がいたら……」と不安になる人も少なくなく、そういう人は代わりに受け取るという代行サービスを利用していたそう。

デメリット回避! 「独身証明書」の受け取りが柔軟に

そのようなデメリットもあった「独身証明書」ですが、昨今の婚活ブームの影響により、最近では役所での受け取りも柔軟になりつつあります。

2025年3月には法務省が本籍地以外でも発行を可能にし、それにより市町村単位でも市民に周知しようと努力しています。独身証明書の発行にかかる煩雑な手続きを簡素化することで、少しでも婚活の機会が喪失しないよう、国をあげて婚活支援に取り組む考えとのことです。

※現在はすべての自治体で対応しているわけではないので、発行を希望する場合は、事前に確認をしましょう。

まとめ

結婚詐欺や国際ロマンス詐欺といった婚活ブームを狙った犯罪が横行するようになった現代。自身の身分証明以外にも婚活へのやる気を見せるという点でも、需要が高まってきたのが「独身証明書」です。

「婚活をスムーズに進めたい!」と思っている人は、利用するのも良いですよ。

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