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【福井県・観光】福井県の伝統工芸を体験!「三崎タンス店」「めがねミュージアム」を山本浩未さんが訪問

  • 2025.5.27

雄大な自然や寺社仏閣、 伝統工芸品、海山の幸などなど、まだ知らない福井の魅力を求めてヘア&メイクアップアーティスト・山本浩未さんと旅しました。今回は物作りで知られる福井に行ったら立ち寄りたい、「三崎タンス店」と「めがねミュージアム」をめぐります。

【物作りの技】技術をいまに受け継ぎ進化を続ける福井の物作り

伝統工芸からメガネ、繊維にまで光る福井の技  

物作りで知られる福井は越前焼をはじめ、漆器、打刃物、簞笥といった伝統工芸品の産地であり、メガネや繊維産業も盛ん。そこで今回は約1300年の歴史を誇る越前簞笥と全国シェアNO.1のメガネの拠点へ。
「変化の大きい時代に、伝統を守りつつ進化を続けているのがすごい。それをまったく鼻にかけない奥ゆかしい県民性も大好きです!」

【三崎タンス店】300年使えるといわれる越前簞笥の技に酔う

創業明治初期の「三崎タンス店」。店内には江戸時代に作られた越前簞笥も。越前簞笥はケヤキやキリを「ほぞ継ぎ」や「板組み」という技で釘を使わずに組み、飾り金具や漆塗りを施した重厚な造りが特長。「金具には越前打刃物、漆塗りには越前漆器の技が使われ、300年もつといわれます」と7代目店主の三崎俊幸さん。伝統技術を生かした現代風の家具も制作していて、そちらも素敵。

工房で「ほぞ継ぎ」の技を見学。

店のある「タンス町」はノスタルジックな町並みで散策にもおすすめです。

江戸時代に作られた車簞笥。金庫として使われ、火事の際に持ち出せるように車輪がついています。

金具にあしらったハート形の「猪目(いのめ)」には、魔除けの意味があるそう。

三崎タンス店
住 福井県越前市元町5-10
電 0778-22-0568
営 10:00〜19:00
休 木曜

【めがねミュージアム】約3000本のメガネフレームに目移りしそう!

福井県眼鏡協会が運営する「めがねミュージアム」は、世界的にも有名な福井のメガネの総本山。館内にはメガネの歴史が学べる博物館からメガネ作りの体験工房、県内メーカー約50社約100ブランドのフレームが3000本以上揃うアンテナショップを併設。メガネを作る際は検眼などに約1時間、その後、約2週間で配送してくれるので、産地ならではのレアな1本を見つけてみては?

白が基調のスタイリッシュなアンテナショップ。

山本さんチョイスのフレームたち。「極太か極細が気になっています(笑)」

「gen」のクラウンバント形のフレームに「これくらいインパクトがあってもいいね」と山本さん。

博物館に展示されている「江戸支柱式天狗眼鏡」。その精巧な造りに驚きます。

めがねミュージアム 

めがねミュージアム
住 福井県鯖江市新横江2-3-4 めがね会館
電 0778-42-8311
営 めがねSHOP 10:00〜19:00、博物館・体験工房 10:00〜17:00
料 無料
休 水曜・年末年始

撮影/天日恵美子 構成・文/早川ちかこ

※素敵なあの人2025年6月号『ヘア&メイクアップアーティスト・山本浩未さんが体験!福井の美意識に触れる旅』より
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください。

この記事を書いた人 素敵なあの人編集部

「年を重ねて似合うもの 60代からの大人の装い」をテーマに、ファッション情報のほか、美容、健康、旅行、グルメなど60代女性に役立つ情報をお届けします!

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