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126㎏から18ヶ月で−56kgに成功した28歳女性「週5日のウォーキングを日課に」ダイエットを決意したのはいとこの結婚式だった

  • 2025.5.14

私の名前はシム・ゴドイ (@sim_on_ww)、28歳。カリフォルニア州クローヴィス在住で、不動産管理の会計事務をしている。 

26歳で過去最高の129kgの体質だった

子どもの頃から自分の体は大きいと感じていた。体重は友達の中で一番重く、なぜ自分の体型だけが周りと違うのか、ずっと理解できなかった。これまでに、たくさんのダイエットプログラムを試してきた。母は一度、パーソナルトレーナーをつけてくれたこともある。ジムに通ったり、シェイクを飲んでみたり、冷凍食品やケトジェニックダイエット、ジェニー・クレイグダイエットも試したけれど、どれも長続きはしなかった。

体重は健康にも影響を与えていた。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を抱えていて、これが体重増加や生理不順の原因になることもあると聞いていた。いつかは家庭を持ちたいと考えていたけれど、この体重では正常な生理周期を維持するのが難しいこともよくわかっていた。26歳で、私の体重は過去最高の129kgに達した。

減量を始めたきっかけはいとこの結婚式

覚えているのは自分のすべてが不快で、場違いに感じていたことだけ。家族写真に写るのがとても恥ずかしかった。いつも息切れしていて、車の乗り降りさえひと苦労だった。生活はストレスに満ちていて、言い訳ばかりが増えていった。

そして2018年3月、人生を大きく変える覚悟を決めた。

減量するために、「WW」開始を決意

いとこの結婚式の後、職場の休憩室で同僚から「WW」(アメリカでメジャーなダイエット&健康管理プログラム。一時的な減量ではなく、長期的な習慣改善を目指す。旧WeightWatchers。)が減量に役立ったという話を聞いた。さらに彼女の友達紹介コードで初月が無料になると言うので、試しに挑戦してみることを決意。最初はうまくいくとは思っていなかったけれど、やってみようという気持ちだけはあった。

結果はとてもうまくいった。 WWは単にダイエットというよりも、ライフスタイルそのものだったから。WWの最大の特徴は、食品ごとに独自のポイントがついていること。カロリーだけでなく、糖質・脂質・たんぱく質などの栄養価を考慮して設計されている。食べたいものは何でも食べられる。このプログラムでは食事の量やバランスを学び、ヘルシーな選択ができるように教えてくれる。正直、我慢している感覚は一切なかった。あるものが食べたくなったら、それを楽しむことができるから。

好きな食べ物をヘルシーにアレンジする方法も習得し、食べ物との健全な関係を見直すことができた。今ではより多様な食材を取り入れ、新しい食べ物に挑戦したり、食事をクリエイティブに楽しむようにもなれた。

私の1日の食事内容

朝食: コーヒー、バナナ、たまにオーバーナイトオーツを作るか、「Smart Baking Company」のマフィンや「Fiber One」のブラウニーを食べる。

昼食: 残り物や「Healthy Choice」の冷凍食品、「Panera Bread」のスパイシータイサラダ。

軽食: 果物(プラムやオレンジなど)、「Alani Nu」や「Built Bar」のプロテイン・バー、「Baked Hot Cheetos」や「Peatos」のスナック菓子。

夕食: チャルーパタコス

デザート: 「Yasso」のアイスクリーム・バー。最近はナッツバターにもハマっている。

6カ月目の停滞期に運動スタート

数週間も体重が変動しなくなったので、週に何度か仕事の昼休みにウォーキングを始めた。そこから徐々にペースが上がり、「週5日、30分間の速歩き」が習慣になった。

アップルウォッチが30分間の運動として認識する速さで歩くことを目標にした。18分のペース、またはそれ以上の速さで歩けば、運動として記録されることを学んだ。今では、週5日、最低でも2マイル(約3.2km)を30分から45分歩く習慣が身に付いている。

減量を成功に導いた3つの要素

ヘルシーな選択肢に置き換えた。まずは、フルーツや野菜の量を増やし、肉類は鶏肉や七面鳥などの白身肉を中心に切り替えた。お米はカリフラワーライスにスワップし、レシピのベースやサワークリームの代わりにギリシャヨーグルトを使うようにした。食べ物や飲み物から添加糖類も抜いた。

もっとアクティブになるために、StepBetチャレンジに参加した。夏の暑さで少し怠けてしまい、1ヶ月歩くのをサボっていたため、ウォーキングを再開するモチベーションが上がらない時期があった。そんなとき、友達がInstagramでStepBetを紹介してくれた。StepBetは、フィットネストラッカーの履歴に基づいて、4日間のアクティヴ・ステップ・ディ(普段の平均歩数に合わせた目標 )と2日間のパワーデイ(普段の歩数を超えるように促される日)、そして1日の休息日を自動で設定してくれる。ゲーム期間が終わるまでに必要な歩数をクリアすれば、最初に賭けた金額が返還され、残りは勝者たちで分け合う仕組み。このチャレンジがとても楽しくて、自然と積極的に体を動かせるようになった

マインドセットを変えることに集中した。減量を始めた当初は、この減量プログラムが続くとも思っていなかったし、持続可能な方法であるとも感じていなかった。でも、自分を嫌うのも、自分をかわいそうに思うのにも心底うんざりしていた。自分を変えられるのは、他の誰でもなく自分だけだと気づいてから、WWに参加する決心をした。マインドセットは本当に強力で、一度自分の気持ちを固めて、自分にできると信じたら、物事は自然とうまくいくようになる。

18ヶ月で約56kgの減量に成功

ダイエットを始めたばかりの人に伝えたい一番のアドバイスは、体重計にこだわらないこと。心を乱し、気分が下がるだけだから。大切なのは、人生のささいなことを祝福すること。

以前は、何を食べるか、家族の集まりでどう振る舞うかを気にしてばかりいたけど、今ではおやつを持参したり、食事を事前に済ませたりして、一歩一歩進むようにしている。好きな食べ物も定期的に楽しんでいる(ピザも週に1回は食べてる!)。WWはダイエットじゃなく、ライフスタイルそのもの。今の私は、本当に新しい自分に生まれ変われたような気がする。

※この記事はアメリカ版ウィメンズヘルスの翻訳をもとに、日本版ウィメンズヘルスが編集して掲載しています。

Text: Sim Godoy and as told to Emily Shiffer Translation : Yukie Kawabata

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