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大人が意外と間違える計算「15+0÷5÷3–3」の答えは?

  • 2025.5.27
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計算の基本ルール、ちゃんと覚えていますか?

今や、ほとんどのスマホやPCに電卓機能がついており、ついつい簡単な計算でも頼ってしまいがちです。

たしかに、スマホやPCの電卓は計算の順序(演算の優先順位)を自動で判断してくれます。でも、自分で暗算しなければいけない場面では、正しい計算ルールを理解していないと間違えてしまうことも…。

今回は、そんな計算の基本ルールを改めて確認し、暗算力も一緒に鍛えていきましょう。

問題

次の計算をしてみてください。
15+0÷5÷3−3

基本的な四則計算のルールを知っていれば、正しく答えを導き出せるはずです。

答え

それでは正解を発表します!

答えは、12です!

間違えてしまった方はぜひ解説でポイントを確認しましょう!

解説

計算には、次のような優先順位があります

  1. 掛け算・割り算
  2. 足し算・引き算

この順序に従って、まず「0÷5÷3」の部分から計算を行います。
ここで登場するのが「ゼロを含んだ割り算」です。

「ゼロを含む割り算」でよくある誤解

以下のような思い込みをしていませんか?

  • 「割り算にゼロが入っていたら、答えは全部ゼロになる」
  • 「ゼロの割り算はできない」

実は、どちらも正確ではありません

ゼロを含む割り算には2種類あります。

  • 0÷数(ゼロを割る)→ 計算できる(答えは0)
  • 数÷0(ゼロで割る)→ 計算できない(定義されていない)

今回の「0÷5÷3」は、ゼロを割る計算なので、ちゃんと計算できます。
0を何で割っても答えは0なので、この部分の計算結果は「0」となります。

15+0÷5÷3−3
=15+0−3
=12

よって、正解は「12」です。

補足:数式の「項(こう)」を意識すると見やすくなる!

「項」とは、式をたし算の形で表したときに、それぞれの+で結ばれたまとまりのことです。

今回の式も次のように分けて考えると、より理解しやすくなります。

(15)+(0÷5÷3)+(−3)

このように見ることで、「0÷5÷3」の部分が0であると一目で分かり、計算の要点がはっきりします。

まとめ

日常の中で、ちょっとした計算を正しくこなすには、基本的な計算の順序やルールを理解しておくことが大切です。

電卓に頼りすぎず、自分の力で正確に計算できるよう、日頃から意識してみましょう!

ぜひ他の問題にも挑戦してみてくださいね!