1. トップ
  2. クイズ
  3. 意外に間違える人が多いかも!「1600円の2割引きはいくら?」→パッと計算できる?

意外に間違える人が多いかも!「1600円の2割引きはいくら?」→パッと計算できる?

  • 2025.5.27
undefined

スーパーとかでもよく見る何割引きという言葉ですが、正しく理解していますか。この問題を通して、割合の考え方を確認しましょう。

問題

次の計算をしなさい。
1600円の2割引きはいくら?

お金の計算ですね。みなさんはどう計算しますか?

割合の考え方について、一緒に確認しましょう。

解答

答えは「1280円」です。

どのような計算手順で答えを出すことができるのか、次の「ポイント」でしっかり確認しましょう。

ポイント

何割引きで考えるポイントは「割引きされた後に何割残るか」を考えることです。この問題の場合は2割引くから8割残るという事になります。

次に割合についてです。「10割=1」になるので、8割は0.8の割合に該当します。あとは「金額×割合」をすれば答えが得られます。この式の意味は1600の割合が1なので、割合が0.8だといくらになるかを表している式になります。

1600×0.8

最後に「整数×小数」ですが、すべて整数に直してから計算すると簡単になりますね。「0.8=8×1/10」にしてから考えます。

  1600×0.8
=1600×8×1/10
=1600×1/10×8
=160×8
=1280

このようにして答えが得られました。

よくある間違い

この問題は「2割引きした金額」を聞いていますが、これが「2割引きするといくら安くなるか」を聞かれた場合は、1600円の2割に相当する金額(320円)を答えます。聞き方によって答えが変わるので、文章はよく読んで理解するようにしましょう。

まとめ

割合の考え方を理解できましたでしょうか。内容が分かれば計算式はとてもシンプルなものになりましたね。

ただ、文章を正しく読まないと正しい式を作ることができませんので、注意する必要があります。

計算は、一問や二問だけしてもあまり意味がありません。計算こそたくさん演習を積んで、理解度を深めていくことがとても大事になってきます。他にもカッコを含む計算や四則混合の問題がありますので、時間がある方はそちらの問題にもぜひチャレンジしてみましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):ニシケン
2年間、地方の学習塾に勤めて独立。現在はプロの家庭教師として働きながら、都内の難関私立中学や高校の予想問題や適性検査の執筆活動を行っている。たくさんの受験生のためになる良質な問題を作成し、どんな人が見てもわかりやすい解答解説作成を志す。


もう一問挑戦!

意外と解けない大人が多い?!「1800円の2割引き」→正しく計算できる?
意外と解けない大人が多い?!「1800円の2割引き」→正しく計算できる?