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「火災の原因になります」→家の“延長コード”、間違った使い方してない?!…使用してはいけない“NG電化製品”とは?

  • 2025.5.14

コンセントの数が足りないときや、コンセントから離れた場所で使いたいときに便利な延長コード。日々の暮らしに溶けこんでいるアイテムですが、間違った使い方をすると火災の原因になります。

そこで今回は、延長コードや電源タップの正しい使い方をご紹介。安全に使用するために、しっかり確認してくださいね。

延長コードは正しく使わないと危険

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複数の電化製品のコンセントを手軽につなげられる延長コードですが、使ってはいけない製品があることなどをご存じですか。気にせずどんどん差していると、発火などの原因にもなりかねません。

定格容量を確認しよう

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100円ショップのダイソーでも、たくさんの種類の延長コードや電源タップが販売されています。

  • コード付タップ(3個口、2m)税込440円
  • コード付タップ(5個口、1m)税込550円
  • L型プラグ横L665 税込110円
  • スイングタップ3個口 税込110円

使う場所や用途により選択できますが、使用する前に必ず注意点を確認してください。

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パッケージに記載されている「合計使用量」を確認しましょう。これは「定格電力」と呼ばれるもので、電化製品を安全かつ効率的に使うために守らなくてはいけない最大値のこと。すべてのメーカーの延長コードに当てはまります。

使用する電化製品の消費電力の合計が、この数値以下になるように気をつけましょう。

急激に電力が必要な電化製品はNG

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ドライヤーや電子レンジ、エアコンや電気ポットなど、急激に電力を必要とする電化製品は、延長コードを使ってはいけません。

コードが熱くなって溶けたり、発火する可能性があったりと非常に危険です。

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パソコンやテレビ、スマートフォンの充電器、卓上ライトなどは消費電力が少ないので、延長コードを使っても問題ありません。なお「定格電力」を超えていないかどうかは、しっかり確認してくださいね。

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L型プラグやコードのない電源タップも、注意点は同様です。気軽に使いがちですが、安全に使用するために気をつけましょう。

おうちにある延長コードをチェックしてみよう

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日常生活で気軽に使っている延長コードですが、使い方を誤れば、火災などの危険もあります。延長コードを巻いたまま使用しない、プラグにほこりやゴミを溜めないようにするなど、ほかにも注意点があるので気をつけましょう。

また、安全のために、延長コードは3~5年での取り換えが推奨されているそうですよ。ご自宅にある延長コードを正しく使えているか、この機会にチェックしてみてはいかがですか。

※記事の内容は執筆時点の情報です。