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【日本酒に合う中華風炒め】コクと旨味と酸味のバランスが絶妙な「鶏肉とアスパラガスのレモンオイスター炒め」

  • 2025.4.28

オイスターソースの力強い風味に、レモンの酸味が加わることで飽きのこない味わいに仕上がります。料理家の先輩きじまりゅうたさんと、後輩吉田愛さん。同じお題で、それぞれが自慢のつまみをつくってもらいました!

【日本酒に合う中華風炒め】コクと旨味と酸味のバランスが絶妙な「鶏肉とアスパラガスのレモンオイスター炒め」

■お題「レモンのつまみ。」

【吉田】コクと旨味が強いオイスターソースにレモンのキュッとした酸味が加わって、後を引く味に。味つけは中華風ですが、これが日本酒によく合うんです。香りが穏やかで、米の旨味とコクのある日本酒を冷酒で。
オイスターソースや鶏肉のコクとお酒のコクが結びつきます。お酒に香りが少ないぶん、レモンの風味がぐっと引き立ちます。

■“鶏肉とアスパラガスのレモンオイスター炒め”のつくり方


◇材料 (2人分)

レモン:3枚(輪切り・国産)
鶏もも肉:1枚(250g)
グリーンアスパラガス:3本
にんにく:1片分(みじん切り)
塩:少々
胡椒:少々
サラダ油:大さじ1/2
A :
・ オイスターソース:大さじ1
・ 塩:少々
・ 胡椒:少々


(1)下ごしらえ
鶏肉は一口大に切り、塩、胡椒をふる。アスパラは根元を1cm切り落とし、根元から1/3ほどの皮をピーラーでむき、食べやすい長さの斜め切りにする。

(2)炒める
フライパンに油を中火で熱し、鶏肉の皮目を下にしてこんがりと焼き色がつくまで3分ほど焼く。上下を返して2分ほど焼き、にんにく、アスパラ、レモンを加えて2分ほど炒め、Aをからめる。

完成
完成

――教える人

「きじまりゅうた 料理研究家」

祖母も母も料理研究家という家庭で生まれ育ち、自身も同じ道へ。左党の血もしっかり受け継いでいる。家飲みはもちろん、気のおけない仲間との外飲みも大好き。つまみ系著書に『毎日絶品!「サバ缶」おつまみ』(青春出版社)などがある。

「吉田 愛 料理研究家」

料理家のアシスタントや和食店での修業を経て、料理家として独立。佳肴がありそうな居酒屋を発見すると、一人でも果敢に暖簾をくぐる行動派。大の日本酒党で唎酒師の資格を持つ。つまみ系著書に『温故知新和食つまみ』(成美堂出版)。


この記事は『四季dancyu 2024春』に掲載したものです。

文:佐々木香織 写真:伊藤徹也

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