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【久留米まち歩き】美術館&庭園&ご当地グルメを味わう一日

  • 2025.4.16

今回は、天神から西鉄特急電車で30分。筑後エリアの中核都市・久留米の文化スポットをめぐります。

出典:リビングふくおか・北九州Web

久留米の文化スポットめぐり、まずは『食』から。西鉄久留米駅のすぐ近く、商店街アーケードの入口にある久留米ラーメンの人気店を訪れました。

『久留米らーめん道 麺志』

出典:リビングふくおか・北九州Web

こちらの看板メニューは、シンプルな味わいの「らーめん 道」と、濃厚な味わいの「らーめん 志」。

今回は「道」を試してみます。

出典:リビングふくおか・北九州Web
出典:リビングふくおか・北九州Web

豚骨の風味豊かなスープと絡み合うのは、福岡県産のラーメン専用小麦「ラー麦」を使用し、熟成にこだわって自社工場で製造される麺。

舌触りと喉ごしの良さは折り紙付きで、わざわざ久留米まで足を延ばすだけの価値があります。

出典:リビングふくおか・北九州Web

そしてこのお店でぜひ味わってほしいサイドメニューが、久留米焼鳥の定番メニュー「ダルム(豚の大腸=白もつ)」の炭火焼きをご飯にのせた、その名も「久留米ダルム丼」。

炭火とダルムの相性の良さ、炙られた皮の香ばしさと脂身の甘さを堪能できる逸品です。

久留米らーめん道 麺志
住所:久留米市東町39-2 馬場ビル 1F
電話番号:0942-65-8543 定休日:火曜
営業時間:11:00~15:00(L.O. 14:45)、17:00~21:00(L.O. 20:45)
公式HP:http://www.menshi.jp/

久留米市美術館 企画展『響きあう絵画 宮城県美術館コレクション カンディンスキー、高橋由一から具体まで』

久留米の文化スポットめぐり、続いては『アート』。久留米の文化の殿堂「石橋文化センター」に向かいます。

出典:リビングふくおか・北九州Web

久留米市美術館で開催中(5/11まで)の企画展『響きあう絵画 宮城県美術館コレクション カンディンスキー、高橋由一から具体まで』を鑑賞。

改修工事のため現在休館中の宮城県美術館が所蔵する東西の巨匠たちの作品で構成された展覧会です。

出典:リビングふくおか・北九州Web

この展覧会では、20世紀初頭から中期にかけて国際的に活躍したロシア出身の画家 ヴァシリー・カンディンスキーとスイス出身の画家 パウル・クレーの作品を紹介するほか、明治期から昭和期にかけての主要な日本の画家たちの作品を、時代の流れとともに俯瞰できる構成になっています。

印象派、フォーヴィズム、キュビズムといった、同時代の西洋の画家が生み出した新たな画法を試しながらも、独自の表現方法を模索した日本の画家たち。その意志や意欲が強く感じられる作品の数々は、見応え抜群です。

 

出典:リビングふくおか・北九州Web

海老原喜之助《ポアソニエール》1935年 洲之内コレクション 宮城県美術館蔵

最も印象に残ったのが、フライヤーやポスターのメインビジュアルに使われている作品、海老原喜之助の「ポアソニエール」。

フランスのアート関係者・アートファンの間で「エビハラ・ブルー」と称された青と白を基調とした画面構成。女性の頭上の魚、衣服、そして背景の青色はいずれも描き方が異なり、同じ青色でありながらも違った表情を見せています。

久留米市美術館 企画展『響きあう絵画 宮城県美術館コレクション カンディンスキー、高橋由一から具体まで』
■会 期 2025年2月8日(土)~2025年5月11日(日)
■会 場 久留米市美術館(福岡県久留米市野中町1015)※月曜休館(祝日や振替休日の場合は開館)
■入場料 一般:1,000円/シニア:700円/大学生:500円/高校生以下:無料
■公式サイト https://www.ishibashi-bunka.jp/kcam/exhibition/20250208-2/

四季折々の豊かな表情を見せる 回遊式庭園

久留米の文化スポットめぐり、続いては『花とみどり』。久留米市美術館の南側に広がる庭園を散策します。

出典:リビングふくおか・北九州Web

美術館を中心に広がる庭園は、丁寧な剪定がなされ、季節ごとに表情を変える草花の風景はまさに心の癒しです。

出典:リビングふくおか・北九州Web
出典:リビングふくおか・北九州Web
出典:リビングふくおか・北九州Web

久留米の文化スポットめぐり、最後は再び『食』へ。

『ギョウザとやきとりの又兵衛』

西鉄久留米駅前から続く商店街アーケードにある『ギョウザとやきとりの又兵衛』は、昭和39年(1964年)創業。店名のとおり、久留米名物の餃子と焼鳥が味わえるお店です。

出典:リビングふくおか・北九州Web
出典:リビングふくおか・北九州Web

最初にオーダーした「タンテキ」は、柔らかく煮たタンを炙ったもの。口の中でとろけるタンの味わいに、老舗のこだわりを感じます。

出典:リビングふくおか・北九州Web

続いて「焼ギョウザ」が登場。カウンター内では “包み” の作業と “焼き” の作業が同時進行で行われ、カウンター席やテーブル席に次々と運ばれていきます。

カリっと焼けた皮と、トロっとした食感の餡が絶妙のハーモニーを奏で、箸が止まらず酒も止まらない逸品です。

出典:リビングふくおか・北九州Web

そして、もう一つの名物メニュー、焼鳥が登場。

塩加減、焼き加減ともに素晴らしく、付け合わせがキャベツではなくスプラウトなのも、洒落ています。

出典:リビングふくおか・北九州Web

そして締めは「にらたま丼」。

にらの風味と食感、ふわっと仕上がった卵、そして甘辛い濃い目のタレが見事に調和した、シンプルながらも味わい深い一品です。

ギョウザとやきとりの又兵衛 住所:久留米市東町26-15 電話番号:0942-34-2405 定休日:火曜 営業時間:月・水・木・金 18:00~23:00、土・日 17:00~23:00 公式Instagram:https://www.instagram.com/matab_ee/

出典:リビングふくおか・北九州Web

久留米の文化スポットめぐり、いかがでしたでしょうか?

久留米には、まだまだ沢山の文化スポットがありますので、ぜひご自身の足でめぐって、発見、堪能してみてください!

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