50代女性が大切にしたい3つのホルモン。
それらの効果をより高め、毎日の食事で簡単に取り入れられるレシピを、管理栄養士の資格を持つ料理研究家の大島菊枝さんにご考案いただきました。
管理栄養士・料理研究家
大島菊枝さん
栄養学の観点から大豆イソフラボンの研究をしていた経歴の持ち主。現在は、美容や健康に効果的な食事を提案。麻布台ヒルズの会員制ラウンジで提供されるメニューの監修も行う。
甲状腺ホルモン(チロキシン)を補うレシピ
【たらとわかめが主役】 たらのみぞれ煮
ふわふわ食感でやさしい味わい
材料(2人分)
たら…2 切れ
カットわかめ…適量
大根おろし(水気をきったもの)…大さじ3
片栗粉…少々
〔A〕
みりん・酒…各大さじ1
塩・しょうゆ…各小さじ1/2
だし… 300mL
〔 作り方 〕
1. たらの水気をしっかり拭き、片栗粉をごく薄くまぶす。わかめは水で戻しておく。
2. 小さめのフライパンか鍋にAを沸かし、たらを加えて弱火で3~4分煮る。大根おろしを加えて一煮立ちさせる。
3. 器に盛り、わかめを添える。
【たらが主役】 たらのショートパスタ
手間と時間をかけずにお店の味に
材料(2人分)
塩たら…2 切れ
にんにく…1片
ドライトマト…小1 個
早ゆでマカロニ…1 袋(100g)
オリーブ油…大さじ1と1/2
白ワイン…大さじ2
水…200mL
塩…適量
〔 作り方 〕
1. たらは小さめの一口大に切る。にんにくとドライトマトはみじん切りにする。
2. フライパンにオリーブ油とにんにくを入れて弱火で熱し、香りが立ってきたら、たらを加えてさっと炒める。白ワイン、水、塩小さじ1/4を順に入れる。
3. 沸騰したらマカロニを加えてふたをし、表示の時間通りゆでる。汁気が多ければ飛ばし、ドライトマト、塩を加えて味を整える。
【たらとのりが主役】 たらとのりの春巻き
冷めてもおいしい万能おかず
材料(2人分)
塩たら…2 切れ
のり(3 切)…3 枚
万能ねぎ…6 本
春巻きの皮…6 枚
サラダ油…適量
からし・山椒塩… 各適宜
1. のりは半分に切る。たらは6等分のそぎ切りにし、骨を取り除く。ねぎは10cm長さに切る。
2. 春巻きの皮を広げ、のり、たら、ねぎをそれぞれ1/6量分をのせて巻き、端を水でとめる。
3. 小さめのフライパンに大さじ5程度の油を中火で熱し、2を入れてときどき返しながら4~5分こんがりするまで焼く。
4. 器に盛り、お好みでからしや山椒塩を添える。
【たらとわかめが主役】 たらとわかめの韓国風スープ
寒い日にじんわり体を温める一杯
材料( 2 人分 )
たら…2 切れ
ほうれん草…2 株(50g)
カットわかめ…大さじ2
ごま油…小さじ1
〔A〕
にんにくスライス…少々
酒…大さじ2
水…2 カップ
塩・こしょう… 各適量
〔 作り方 〕
1. たらは一口大に切る。ほうれん草は4cm長さに切る。わかめは水で戻しておく。
2. 小鍋にごま油を中火で熱し、わかめを炒める。油がまわったらAを入れて一煮立ちさせ、たらを加えて2~3分煮る。さらにほうれん草を入れ、さっと煮たら塩・こしょうで味を調える。
撮影/馬場わかな スタイリング/駒井京子 文/寺本彩
大人のおしゃれ手帖2025年3月号より抜粋
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