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「おもろしんどい」「めっちゃ見応えあった」大物女優のラップバトルに、SNS大盛り上がり『ひとりでしにたい』

  • 2025.7.15

綾瀬はるかさんが主演を務めるNHK土曜ドラマ『ひとりでしにたい』(毎週土曜よる10時)の第3話「YO!熟年離婚は終活の敵!」が7月12日に放送されました。
鳴海(綾瀬はるか)の母・雅子(松坂慶子)が熟年離婚を企んでいることが判明。「そんなにお父さんのことが嫌いなの?」と尋ねる鳴海に、雅子は「本当に何もしてくれないの」と数々の不満を訴えます。

熟年離婚の原因は“昭和の夫婦あるある”

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『ひとりでしにたい』7月12日放送 (C)NHK/テレビマンユニオン

母・雅子(松坂慶子)が熟年離婚を企てているのではないかと疑う鳴海(綾瀬はるか)。長年専業主婦をしていた母が熟年離婚をすると経済的に困窮するのでは…と心配し、ヒップホップダンス教室の帰りの雅子を喫茶店に呼び出します。

父・和夫(國村隼)との熟年離婚を疑う鳴海に、雅子は「離れて暮らしたいって意思は固まってる」と告白。鳴海が「そんなにお父さんのこと嫌いなの?」聞くと、雅子は「(お父さんは)本当に何もしてくれないの」と訴え、育児も介護もノータッチ、亡き伯母・光子(山口紗弥加)の嫌味からも守ってくれない、定年後の今も何もしないし、このまま死ぬまで世話をしてもらう気満々だと勢いよく述べます。SNSでは「鳴海の両親がもう昭和の夫婦あるあるすぎて…」「お母さんの気持ちがめちゃくちゃ分かる~」「『お父さんは何もしない』の独白には全主婦が頷いたのでは」と雅子への共感の声が相次ぎました。

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『ひとりでしにたい』7月12日放送 (C)NHK/テレビマンユニオン

雅子の思いを知った鳴海は同僚・那須田(佐野勇斗)に相談。那須田は、定年退職した和夫が再び家庭の戦力になるために終活させることを提案します。
鳴海の家を訪れた那須田は、知人が熟年離婚し、生活能力も絆も失った父親側が孤独死したとのエピソードを和夫に聞かせます。不安を感じる和夫に、那須田は家庭運営を会社経営に例え、老人向けサービスの利用の検討や資産運用など“家庭という会社”の経営者として働くことを勧めました。
和夫を突き動かした那須田の手腕に、SNSでは「多分この国には自分の男親にナスダを派遣したい人がたくさんいると思う」「全『昭和のジジイ』と全『昭和のお母さん』が見るべき」といった声が上がります。

母vs娘のラップバトルが開幕

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『ひとりでしにたい』7月12日放送 (C)NHK/テレビマンユニオン

いきなり家庭運営に前向きになった和夫を疎ましく思った雅子は、鳴海に余計なことをするなと激怒。鳴海は話し合いを拒否する雅子に、自身のにわかヒップホップダンス動画を送り付け、雅子のオタク心を煽ります。
鳴海の動画にまんまと釣られ、鳴海を自宅に呼び出した雅子。全身ヒップホップスタイルで向き合った2人はそれぞれ思いの丈をリリックにぶつけ、ラップバトルを繰り広げました。

突然始まったラップバトルに、SNSでは「松坂慶子と綾瀬はるかのラップバトルが見られるとは」「完成度高くて爆笑」「めっちゃ見応えあった」「おもろしんどい」と大盛り上がり。「コメディだけど本質的な台詞が多い」「こんな生臭い話をここまで楽しくドラマ化できる作り手たちの才能に驚く」との声も寄せられました。


NHK 土曜ドラマ『ひとりでしにたい』 毎週土曜よる10時放送
NHKプラスで見逃し配信中

ライター:あいな
関西在住のフリーライター。主にエンタメや保育についての記事を執筆。読書、ドラマ、アイドル好き。日々育児に奮闘中。