6種のホウキとチリトリからなる掃除道具「BRUSHUP」が、iFゴールドアワードを受賞
インテリア・エクステリア・DIY商材を販売する友安製作所は、「iF デザインアワード 2025」において、6種類のホウキとチリトリからなる掃除道具シリーズ「BRUSHUP」が、最高賞の「iFゴールドアワード」を受賞したことを発表した。
頭を整理してアイデアをブラッシュアップ
何か新しいものを生み出すためには、失敗を繰り返しながら膨大なゴミを生み出すことが欠かせない。そして同時に、心理的にも、物理的にも十分な空白をつくることが必要だとする友安製作所。「BRUSHUP」シリーズは、頭を整理してアイデアをブラッシュアップするために、身のまわりをきれいにする掃除道具だ。
玄関や作業場、デスク周り、アウトドアなどさまざまな使用シーンを想定し、それぞれに合った機能、形状を、ホウキとチリトリに持たせた。鉄、木、刷毛というシンプルな素材の組み合わせで、インテリアの中に違和感なく馴染むよう、保管するシーンにも配慮したデザインが特徴。
繊細で緻密なデザインを形にするため、同社の職人ならではの高度な溶接や磨きの加工を施している。
6種のアイテムを紹介
それぞれのアイテムをチェックしていこう。
「TRIANGLE(トライアングル)」は、三角形のチリトリにホウキをカチャッと取り付けて、そのまま部屋に置いても違和感がないホウキ。
使う時はチリトリをそっと足で押さえれば、かがむ必要がなく、ホウキをつけて持ち上げれば、そのままゴミを運ぶことができる。またホウキを浮かせておけるので、ブラシを傷めず自立させて収納できる。
「CAN(カン)」は、部屋の隅に置きやすいシンプルなゴミ箱。実は裏側にホウキが隠れている。持って使えばホウキとチリトリに早変わり。ホウキはマグネットでゴミ箱の裏面にぴったりと収納できる。
持ち手には姫路レザーを使用。使い込んでいくことで、味わい深い色味への変化を楽しむことができる。
「SWING(スウィング)」は、くるっと出せば長くなる、独自の回転機構を採用したホウキ。机の上など手元をさっと掃除するときには持ち手を短くでき、床や高い場所を掃除する時にはブラシ部分を回転させて、持ち手を長く使える。使わない時にはホウキをチリトリの中にピッタリ収められる。
「BAR(バー)」は、マグネットで心地よく一体化する、ちょっと細身なホウキとチリトリ。玄関やベランダ、植木鉢の横などにそっと立てておいて、土埃や枯葉をみつけたときにサッと掃除できる。ブラシ部分も細長いので、細い溝も掃きやすくなっている。
ホウキとチリトリを一体にして、ブラシを傷めずに収納でき、タテでもヨコでも置くことができる。
「BOOK(ブック)」は、まるで本のような佇まいのホウキとチリトリ。本棚に置いておけば、気がついた時にすぐにサッと取り出して掃除ができる。
見た目はまるで本のようだが、金属と木をカチャっと外せば、ホウキとチリトリが出現。ホウキが蓋になることで、一時的にゴミを溜めておくこともできる。
「CARABINER(カラビナ)」は、アウトドアなどで用いられる「カラビナ」の構造を持った小さなホウキとチリトリ。デスクや作業台の手に取りやすい場所に吊り下げておけば、作業で生まれるゴミをパッと掃除できる。
柔らかい馬毛を使用しているので、洋服ブラシやPCなどデスク周りの道具用ブラシとしても最適だ。
「iF デザインアワード」について
「iF デザインアワード」は、ドイツ・ハノーバーを拠点とする、デザイン振興のための国際的な組織「iF International Forum Design」により設立され、1953年から毎年全世界の工業製品等を対象に優れたデザインを選定している。
レッドドット・デザイン賞(ドイツ)、IDEA(アメリカ)と並び、世界三大デザイン賞と呼ばれている。
この機会に、「iF デザインアワード 2025」で「iFゴールドアワード」を受賞した「BRUSHUP」についてチェックしてみては。
BRUSHUP 公式HP:https://kagu.tomoyasu.co.jp/shop/brushup.html
(ソルトピーチ)
ストレートプレス