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「普通の痛みではない」深夜に激痛で目覚め救急搬送。医師の言葉に頭が真っ白に【医師解説あり】

  • 2026.10.26

深夜2時ごろ、突然みぞおちのあたりに強い痛みを感じて目を覚ました私。最初は「胃が痛いだけかもしれない」と我慢していましたが、症状は次第に悪化していきました。数時間のうちに、思いも寄らない事態へと進んでいったのです。【医師解説あり】

深夜に目が覚めるほどの強い痛み

ある日の深夜2時ごろ、みぞおちのあたりに強い痛みを感じて目が覚めました。

最初は胃痛だと思い、「しばらくすれば治まるかもしれない」と我慢していました。しかし、時間がたつにつれて痛みはどんどん強くなり、冷や汗や吐き気も出てきました。

やがて自力で動くことも難しくなり、「これは普通の痛みではない」と感じた私は、家族に救急車を呼んでもらうことにしました。

医師から告げられた言葉に恐怖

救急搬送された病院では、すぐに検査を受けました。その後、医師から告げられたのは、思いがけない言葉でした。

「急性虫垂炎(きゅうせいちゅうすいえん:通称「盲腸」。虫垂に炎症が起こる病気)が進行しており、このままだと虫垂に穴が開く危険があります。すぐに手術が必要です」

「穴が開く」という言葉を聞いた瞬間、大きな恐怖を感じ、頭が真っ白になったのを覚えています。

そのまま緊急手術を受けることになり、次に気が付いたときには、手術は無事に終わっていました。

数時間で一変した日常

術後はしばらく痛みがあり、思うように過ごせない時期もありました。それでも、医師や看護師に支えてもらいながら、少しずつ回復していきました。

それまで私は、健康に毎日を過ごせることを当たり前のように感じていました。しかし、深夜に痛みで目覚めてからわずかな時間で緊急手術を受けることになり、日常が突然大きく変わることもあるのだと実感しました。

まとめ

今回の経験を通して、普段通りに過ごしていた日常が、体調の変化によって短時間で大きく変わることもあるのだと実感しました。最初は「胃痛だろう」と考えていたからこそ、自分だけで判断せず、異変を感じたときには周囲や医療機関を頼ることの大切さを身をもって感じました。

医師による解説:急性虫垂炎の症状と対応

急性虫垂炎では、みぞおちやへその周囲の痛みから始まり、吐き気などを伴いながら、次第に右下腹部へ痛みが移ることがあります。

みぞおちの痛みから始まることも

急性虫垂炎は、虫垂に炎症が起こる病気です。典型的には、みぞおちやへその周囲に痛みを感じた後、時間の経過とともに右下腹部へ痛みが移ることがあります。吐き気や嘔吐、発熱などを伴う場合もあります。

進行すると穿孔や腹膜炎の危険も

炎症が進むと虫垂に穴が開く「穿孔(せんこう)」を起こし、腹膜炎(ふくまくえん/腹部の内側や臓器を覆う腹膜に炎症が起こる状態)などにつながることがあります。腹痛が強くなる、動くのがつらいなど症状が悪化している場合には、速やかな診断と治療が重要です。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修:渡海義隆先生(半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック 院長)

著者:片岡由里子/20代女性・会社員

イラスト:マメ美

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)


監修者:医師 半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック 院長 渡海義隆先生

日本内科学会認定内科医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医。2008年筑波大学医学専門学群卒業。国内有数のがん専門病院や消化器クリニックで研鑽を積み、2024年に半蔵門 渡海消化器内視鏡クリニックを開院。AIを用いた食道がん・胃がんの研究にも携わり、現在は内視鏡診断・治療をはじめ幅広い消化器疾患の診療に注力している。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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