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読めますか?珍しい名字「多胡」 “おおご”とは読みません

  • 2026.10.15

珍しい名字を知る

読めますか?珍しい名字「多胡」 “おおご”とは読みません
読めますか?珍しい名字「多胡」 “おおご”とは読みません

多胡さんは、群馬県高崎市吉井町から安中市周辺にかけて見られる珍しい名字です。そのルーツは、かつての上野国多胡郡にあった「多胡」という土地にあり、現在の群馬県高崎市吉井町多周辺にあたり、古くから「多胡」という地名が残されてきました。地名を名字として名乗るようになったことが、この名字の起源と考えられています。

さらに鎌倉時代の歴史書『吾妻鏡』にも、多胡氏の名が御家人として登場します。御家人とは、鎌倉幕府と主従関係を結んだ武士のこと。多胡氏は中世の武家社会においても、その存在を知られていた一族だったと考えられます。

その後も多胡の名は受け継がれ、津和野藩では家老を務めた家系も多胡氏の末裔と伝えられています。群馬県に生まれた名字が、時代を越えて遠く山陰地方の藩政にもつながっている点は興味深いところです。

また、「多胡」という名字は、全国的に広く分布する名字とは異なり、現在は群馬県安中市と高崎市周辺に比較的集中しています。そのため、群馬県以外では目にする機会が少ない名字でもあります。

多胡 = たご

 

 

「多胡」は、たごと読む名字です。群馬県を中心に、全国でおよそ800人前後が「多胡」を名乗るとされています。

「珍しい名字を知る」とは
日本の名字は、読み方の違いまで含めれば30万ほど存在すると言われています。中でも珍しい名字、その読み方や由来、現在でも多く存在するエリアも合わせてご紹介していきます。

 

 

参考図書:難読苗字辞典 新藤正則著 湘南社、47都道府県・名字百科 森岡浩著 丸善出版

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