1. トップ
  2. クイズ
  3. 【日本語クイズ】「すべからく」の本来の意味と正しい使い方は?漢文に由来する言葉の成り立ち

【日本語クイズ】「すべからく」の本来の意味と正しい使い方は?漢文に由来する言葉の成り立ち

  • 2026.10.17

文章やスピーチなどで耳にする「すべからく」という言葉。 「すべからく努力すべきだ」「すべからく集まった」など、さまざまな場面で見かけますが、本来はどのような意味を持つ言葉なのでしょうか? 言葉のルーツや文法を知って、表現力を深めるクイズにチャレンジしてみましょう!

【問題】「すべからく」の本来の正しい意味はどれ?

「すべからく〜すべし」という形で使われる「すべからく」の、本来の正しい意味は次のうちどちらでしょうか?

A:当然〜すべきである・なさねばならない(当然・義務)

B:すべて・ことごとく・全体として(全般)

言葉の響きや漢字の成り立ちを思い浮かべるとヒントが見えてきます。 正解は下にスクロールしてチェックしてみましょう!

↓ ↓ 正解はこちら! ↓ ↓

イメージ

【正解】

正解は 「A:当然〜すべきである・なさねばならない」 でした!

【解説】漢文の「須(すべから)く〜(す)べし」が語源!

「すべからく」は、「すべて」という言葉の音と似ていることから「全部・ことごとく」という意味で使われることがありますが、本来は「当然〜すべきこととして」という意味を表します。

この表現は、学校の国語で習う漢文訓読の構文に由来しています。

漢文で用いられる「須」という漢字は、日本で訓読するときに「須(すべから)く〜(す)べし」と読み解かれ、再読文字(2度読み返す文字)として「当然〜する必要がある」という意味を表してきました。

文化庁の令和2年度「国語に関する世論調査」では、「すべからく」の意味を「当然、ぜひとも」と理解していた人は54.8%でした。「すべて」という意味と混同しやすい言葉ですが、本来の意味を押さえておきましょう。

文末の「〜べし」とセットで使われるのが基本

分類 意味合い 使い方の例

本来の正しい使い方 「当然〜すべきだ」(文末に「〜べし」「〜すべき」を伴う) 「指導者はすべからく広い視野を持つべきだ」

混同されやすい表現 「すべて」「ことごとく」「全体」の意味で単独で使う 「会場の参加者はすべからく満足したようだ」(※本来は「すべて」などを使う場面)

「すべからく」は、動詞の「為(す)る」に推量の助動詞「べし」がついた形が変化したものであり、語源そのものに「すべき」という意味が含まれています。

文脈に合わせて文末を「〜すべきである」と繋げる本来の組み合わせを意識することで、より美しく締まりのある文章を作成することができます!

日本語ポイントまとめ

「すべからく」の本来の意味は「当然〜すべきである」

漢文の構文「須(すべから)く〜(す)べし」が語源

「〜べし」など、義務・当然を表す言葉と結びつくことが多い!

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ