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日本人女性の8人に1人が乳がんに。若い世代にも起こる乳がんの悩み

  • 2026.10.16
出典:シティリビングWeb

森まどかさん

医療ジャーナリスト。日本医学ジャーナリスト協会正会員。健康経営エキスパートアドバイザー。医療専門放送局キャスターを経て独立。くらしにおける医療課題等を取材しメディア出演や執筆で発信

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日本人女性の8人に1人が乳がんに若い世代にも起こる乳がんの悩み

10月は各地で、乳がんの早期発見・早期治療の重要性を伝える「ピンクリボン運動」が実施されています。夜を彩るピンク色のライトアップも恒例となりました。

最新の統計*では、日本人女性の8人に1人が生涯で乳がんを診断されるとされており、乳がんが決して遠い存在ではないことに気づかされます。また、乳がんは40代後半から50代前半、そして60代にもピークがあることがわかっています。

しかし、その年代だけが気をつければよいわけではありません。「AYA世代」と呼ばれる20代や30代で乳がんと診断されるケースもあります。人生の節目が重なりやすい時期でもあり、治療と同時に、結婚・妊娠・出産、就労、治療費用など多様な悩みに向き合う人も少なくありません。相談や情報提供などの支援の必要性は、いっそう高まっています。

さらに、乳がんの中には遺伝が関わるタイプもあります。その“なりやすい体質”は、「HBOC(遺伝性乳がん卵巣がん)」と呼ばれ、生まれ持った特定の遺伝子の変化が原因となります。

たとえば母親や姉など家族が乳がんを発症し、遺伝学的検査でHBOCとわかった場合には、子どもやきょうだい**も公的医療保険を使って遺伝学的検査を受けることができます。検査やその後の経過観察によって、適切な対策を選びやすくなることが期待されています。

女性が診断されるがんでもっとも多い乳がんであっても、若い世代の乳がんや遺伝性の乳がんについては、まだ十分に知られていません。これを機に、ぜひ関心を持ってほしいと願います。

*出典:国立がん研究センター がん情報サービス **一定の条件を満たす近親者(父母・子・兄弟姉妹)

出典:シティリビングWeb

決して他人事ではない乳がん。関心を向けてみよう ※写真はイメージ

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