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秋の東京で幻想的な夜散歩!浜離宮・小石川後楽園・六義園で夜間特別開園を開催

  • 2026.10.7

秋が深まる東京で、歴史ある日本庭園を夜に楽しむイベントが開催される。都立庭園の浜離宮恩賜庭園、小石川後楽園、六義園では、2026年10月から12月にかけて夜間特別開園を実施。月明かりの下で風情ある庭園を散策したり、光に照らされた紅葉を眺めたり、幻想的なプロジェクションマッピングを楽しんだりと、昼間とはひと味違った景色に出合うことができる。秋の夜だからこそ味わえる、3庭園それぞれの見どころを紹介しよう。

都立庭園の浜離宮恩賜庭園、小石川後楽園、六義園ではこの秋、夜間特別開園を実施する 六義園
都立庭園の浜離宮恩賜庭園、小石川後楽園、六義園ではこの秋、夜間特別開園を実施する 六義園

月明かりと伝統芸能を楽しむ浜離宮恩賜庭園の秋の夜

浜離宮恩賜庭園では、2026年10月21日(水)~23日(金)と、10月30日(金)~11月3日(祝)の2つの期間に夜間特別開園が実施される。通常17時までの開園時間が21時まで延長され、将軍家の別邸として使われてきた庭園で、秋の夜ならではの風情を味わうことができる特別な機会だ。

浜離宮、過去のライトアップの様子 浜離宮恩賜庭園
浜離宮、過去のライトアップの様子 浜離宮恩賜庭園

浜離宮でお月見散歩~将軍の御庭で栗名月を愛でる~

10月21日(水)~23日(金)に開催されるのは、「浜離宮でお月見散歩~将軍の御庭で栗名月を愛でる~」。旧暦9月13日の「十三夜」に合わせたイベントで、今年の十三夜は10月23日(金)。十五夜に次いで月が美しいとされる十三夜。秋は収穫期にあたり、栗など収穫物を供える風習があることから、十三夜は「栗名月(くりめいげつ)」の名でも親しまれている。

期間中は園路や樹木がかすかな光で照らされ、月明かりの風情を感じさせる空間に。10月21日(水)には、月見団子や秋の野菜を供える「月見台お供え式」が行われるほか、3日間を通して里神楽や箏、尺八を日替わりで披露する「小夜の調べ」も開催。十三夜当日の23日(金)には、御茶屋群を中心に夜の園内を巡る「お月見特別ガイドツアー」も実施される。江戸時代に「濱御殿」と呼ばれた庭園で、昔ながらのお月見の風情に触れる貴重な機会となりそうだ。

10月21日(水)18時からは「月見台お供え式」が予定されている 浜離宮恩賜庭園
10月21日(水)18時からは「月見台お供え式」が予定されている 浜離宮恩賜庭園
里神楽 浜離宮恩賜庭園
里神楽 浜離宮恩賜庭園

開園80周年記念事業第二弾~夜の御庭をそぞろ歩き~

続く10月30日(金)~11月3日(祝)には、都立庭園として開園80周年を迎えたことを記念する「開園80周年記念事業第二弾~夜の御庭をそぞろ歩き~」も行われる。80歳を祝う「傘寿」にちなみ、「傘」をイメージした趣向で来園者を迎えるほか、日没後は光と影によって園内を幻想的に演出。昼間とは異なる庭園の表情を眺めながら、秋の夜の散策を楽しめる。

園内は幻想的に演出される(イメージ) 浜離宮恩賜庭園
園内は幻想的に演出される(イメージ) 浜離宮恩賜庭園

また、期間中は園内随一の絶景を誇る「中島の御茶屋」も20時30分まで営業。17時からは夜間特別メニューとして、ねりきりと抹茶のセットや日本酒などが販売される。昼間とは異なる風情に包まれた御茶屋で、ゆっくりと秋の夜を味わえる数少ない機会となりそうだ。

夜の中島の御茶屋 浜離宮恩賜庭園
夜の中島の御茶屋 浜離宮恩賜庭園

浜離宮でお月見散歩~将軍の御庭で栗名月を愛でる~

期間:2026年10月21日(水)~23日(金)

時間:9時~21時(最終入園20時30分)※17時以降は大手門から入園

開園80周年記念事業第二弾~夜の御庭をそぞろ歩き~

期間:2026年10月30日(金)~11月3日(祝)

開園時間:9時~21時(最終入園20時30分)※17時以降は大手門から入園

会場:浜離宮恩賜庭園

住所:東京都中央区浜離宮庭園1-1

休み:12月29日~1月1日

料金:入園料 大人300円、都内在住・在学の中学生、小学生以下無料、65歳以上150円※夜間特別観賞券は不要。通常の入園料のみで観賞可能

アクセス:都営地下鉄汐留駅・築地市場駅から徒歩約7分。JR・東京メトロ・都営地下鉄新橋駅から徒歩約12分

紅葉と光が織りなす幻想的な世界!小石川後楽園「深山光葉を楽しむ」

小石川後楽園では、2026年11月13日(金)~24日(火)に、夜間特別開園「小石川後楽園 深山光葉を楽しむ」が開催される。期間中は17時に一度閉園したあと、18時から夜間特別開園がスタート。木々が秋の装いを始めるなか、多彩な光と映像を用いてひと足早く紅葉の情景を描き出す。

小石川後楽園、 過去のライトアップの様子 小石川後楽園
小石川後楽園、 過去のライトアップの様子 小石川後楽園

江戸時代初期に水戸徳川家の江戸屋敷内につくられた小石川後楽園。園内には日本や中国の名所や古典を表現した景観が随所に設けられている。今回の夜間特別開園では、歴史ある景観が光に照らされ、昼間とはまた違った趣を見せてくれる。

園内の中心に広がる池「大泉水」を背景に、「蓬莱島」や「一つ松」がライトアップされるほか、水戸藩書院の庭だった内庭では、「唐門」と冬支度の「雪吊り」が厳かな光に照らし出される。

築地塀もプロジェクションマッピング(イメージ) 小石川後楽園
築地塀もプロジェクションマッピング(イメージ) 小石川後楽園
円月橋のプロジェクションマッピングのテーマは紅葉(イメージ) 小石川後楽園
円月橋のプロジェクションマッピングのテーマは紅葉(イメージ) 小石川後楽園

さらに今回は、プロジェクションマッピングを「築地塀」と「円月橋」の2カ所で展開。築地塀には、水戸藩時代の江戸の人々の暮らしや風景を描いた泥絵や浮世絵の世界が映し出される。現在は工事中で見ることのできない通天橋と大堰川の紅葉の世界を、映像で体感できる演出も見どころのひとつだ。

職員手製の「竹の持ち手付き布提灯」が数量限定で販売される 小石川後楽園
職員手製の「竹の持ち手付き布提灯」が数量限定で販売される 小石川後楽園

夜間特別開園「小石川後楽園 深山光葉を楽しむ」

期間:2026年11月13日(金)~24日(火)

時間:18時~21時(最終入園20時)※17時に一度閉園し、18時から再開園※入園は西門からのみ

会場:小石川後楽園

住所:東京都文京区後楽1-6-6

休み:12月29日~1月1日

料金:小石川後楽園夜間特別観賞券 前売券1000円、当日券1200円※中学生以上は夜間特別観賞券が必要。※前売券はオンライン販売のみ。

アクセス:都営大江戸線飯田橋駅から徒歩約3分。JR・東京メトロ飯田橋駅から徒歩約8分。JR水道橋駅から徒歩約8分。東京メトロ後楽園駅から徒歩約8分

色鮮やかな紅葉を和の光が照らす「庭紅葉の六義園 夜間特別観賞」

六義園では、2026年11月25日(水)~12月6日(日)に「庭紅葉の六義園 夜間特別観賞」が開催される。期間中は17時に一度閉園したあと、18時から夜間特別開園。都内有数の紅葉の名所として知られる六義園が鮮やかに色づく時季に、夜ならではの光に包まれた日本庭園を観賞できる。

六義園、過去のライトアップの様子 六義園
六義園、過去のライトアップの様子 六義園

園内では紅葉エリアを中心に、日本庭園ならではの落ち着いた雰囲気を大切にしたライトアップを実施。色づいた木々が闇夜に浮かび上がり、昼間とは趣の異なる秋景色を描き出す。また、園内の複数箇所にはフォトスポットも設けられ、ライトアップされた紅葉を背景に記念撮影ができるのもうれしい。

フォトスポット(昨年の様子) 六義園
フォトスポット(昨年の様子) 六義園
「庭紅葉の六義園」ライトアップ(昨年の様子) 六義園
「庭紅葉の六義園」ライトアップ(昨年の様子) 六義園

今回新たに登場するのが、土蔵と竹林を舞台にしたプロジェクションマッピングだ。岩崎家時代に建てられた土蔵の外壁に映像が投影されるほか、竹林でもプロジェクションマッピングを実施。歴史ある建造物と自然、映像が調和し、幻想的な空間を生み出す。

秋から冬へと季節が移り変わるころ、紅葉に包まれた日本庭園を夜に散策できる特別な12日間。しっとりとした和のライトアップに加え、新たな光の演出も楽しみのひとつとなりそうだ。

土蔵・竹林プロジェクションマッピング(イメージ) 六義園
土蔵・竹林プロジェクションマッピング(イメージ) 六義園

庭紅葉の六義園 夜間特別観賞

期間:2026年11月25日(水)~12月6日(日)

時間:18時~20時30分(最終入園19時30分)※17時に一度閉園し、18時から再開園

会場:六義園

住所:東京都文京区本駒込6丁目

休み:12月29日~1月1日

料金:六義園夜間特別観賞券 前売券1000円、当日券1200円、障害者手帳割引500円、小学生以下無料※夜間特別観賞券のみで入園可能。※前売券はオンライン販売のみ。

アクセス:JR駒込駅または東京メトロ南北線駒込駅から徒歩約7分。都営地下鉄三田線千石駅から徒歩約10分

月を愛でる浜離宮恩賜庭園から、光と映像が歴史ある景観を彩る小石川後楽園、紅葉が見頃を迎える六義園まで、三者三様の秋の夜を楽しめる今回の夜間特別開園。昼間とは異なる表情を見せる日本庭園を訪れ、秋の深まりを満喫しよう。

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※20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています。

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