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「川俣サイクルロゲイニング大会2026」開催!自然・食・歴史を楽しみ、福島の今を知る

  • 2026.10.28

福島県川俣町を舞台に、自然や食、歴史、文化に触れながら自転車で町内を巡る「川俣サイクルロゲイニング大会2026」が、9月13日(日)に開催された。

サイクルロゲイニングは、地図に示されたチェックポイントを制限時間内に自転車で巡り、獲得した合計得点を競う競技。チェックポイントごとに得点が異なり、どの場所を、どの順番で巡るかは各チームの自由だであり、体力だけでなく、ルートを考える戦略性も楽しみの一つだ。

多彩な魅力あふれる川俣町

川俣町は、福島市の南東部、阿武隈高地に位置し、福島駅から車で約30分、東京からも約2時間圏内にある自然豊かな町。町の中央には広瀬川が流れ、古くから養蚕業や絹織物の産地として栄え、「絹の里」として知られている。

美しい里山の風景に加え、川俣シャモをはじめとする豊かな食文化や、地域に受け継がれてきた歴史・伝統など、多彩な魅力を有している。

イベントの概要

「川俣サイクルロゲイニング大会」は、川俣町を実際に訪れ、自然や食、地域の人々との交流を通じて町の魅力や現状を知ってもらうことを目的に、毎年開催されているイベント。自転車を通じて地域の自然・食・歴史・文化を体感できるだけでなく、地域への理解を深め、新たな交流を生み出す。

今年は川俣町が主催し、福島民報社、モランボン、いわせ食品、東誠交易、岩塚製菓をはじめとする企業・団体の協賛・協力のもと、郡中トラベルが企画・運営を担当した。

今年の大会では、新たな取り組みとしてデジタルアプリ「NaviTabi(ナビタビ)」を導入。従来の紙による記録・採点に代わり、スマートフォンを活用してチェックポイントの通過記録や得点管理を行った。

参加者はアプリ上で地図や現在位置を確認しながらチェックポイントを巡り、ゴール後は記録が大会本部へ自動送信されるため、集計の効率化にもつながったそう。

デジタル技術を取り入れることで、参加者の利便性向上と大会運営の円滑化を図り、より快適に競技を楽しめる環境を整えた。

イベントの特色

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川俣乗馬倶楽部での体験の様子[/caption]

町内に設けられたチェックポイントは、神社仏閣や歴史的建造物、自然景観、観光施設、飲食店など多種多様。「道の駅かわまた」や「オリナスかわまた」、町内の菓子店や飲食店などもチェックポイントとなり、参加者は観光を楽しみながら得点を獲得した。

また、対象施設での食事や買い物、体験などによって追加得点を獲得できるボーナスポイントも設定。単に自転車で通過するだけでなく、実際に店舗へ立ち寄り、地元の味を楽しみ、地域の人々と触れ合う機会を創出した。

町内5か所にはエイドステーションを設置。川俣シャモを使用したスープや唐揚げ、地元菓子店のお菓子、冷たいデザートなどが振る舞われ、参加者は休憩を取りながら川俣ならではの食を堪能したそうだ。

さらに、町内10か所に設けられた特別チェックポイントでは、川俣町の歴史や文化に加え、放射線、食品のモニタリング検査、ALPS処理水などに関する問題を用意した。

特に、福島の放射線について学ぶ、観光と学びを組み合わせた「クロスワード」が同大会の大きな特色。各地点で問題を解き、クロスワードを完成させてキーワードを正解すると、ボーナス100点を獲得できる仕組みだ。

東日本大震災と原発事故からの復興が進む福島県において、放射線や地域の現状について正しく理解することは重要なテーマ。放射線に関するクイズの監修は近畿大学が担当し、参加者が正しい知識を楽しみながら学べる内容とした。

今回の取り組みは、参加者が実際に川俣町を訪れ、その風景や暮らしに触れながら、福島の今について考えるきっかけとなったようだ。

当日の様子

今回は、初心者から経験豊富なサイクリストまで楽しめるよう、「健脚部門」と「ファミリー部門」の2部門を設定。大会当日は、県内をはじめ、宮城県、東京都、埼玉県、茨城県、大阪府など各地から、健脚部門28チーム69名、ファミリー部門6チーム13名の計34チーム82名が参加した。

参加者たちは配布された地図を広げ、仲間や家族と相談しながら、それぞれの目標に合わせて作戦を立て、川俣町中央公民館をスタート・ゴール地点として、町内全域を巡るサイクルロゲイニングに挑戦した。

開会式では、ゲストライダーとして参加した自転車YouTuberの愛あむさんが登場。また、地元の伝統芸能「山木屋太鼓」による迫力ある演奏が披露され、力強い太鼓の音が会場を盛り上げたそう。

午前10時、藤原一二川俣町長の号砲を合図に健脚部門がスタート。続いてファミリー部門も出発し、参加者たちは秋の川俣町へと元気よく走り出したという。

競技終了後は、川俣町中央公民館で表彰式・閉会式を開催。健脚部門では「BiciTomo」、ファミリー部門では「off the chain」がそれぞれ優勝し、上位入賞チームには賞状や表彰楯のほか、川俣シャモを使用した特産品などが贈られた。

また、順位だけでなく、多くの参加者に楽しんでもらえるよう、「小手姫コンプリート賞」「山木屋賞」「努力賞」「オリナスかわまた賞」などの特別賞も用意。愛あむさんによる抽選会も行われ、参加者は、最後まで大会を楽しんだという。

自然・食・歴史を楽しみながら福島の今を知る1日!毎年開催されている「川俣サイクルロゲイニング大会」をチェックしてみては。

大会公式HP:https://kawamata2023.studio.site 川俣町HP:https://www.town.kawamata.lg.jp

(Higuchi)

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