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秋の葉の穴は虫の復活が原因 サントリーフラワーズに聞いた発見法と防虫ネット対策

  • 2026.10.28

秋になって涼しくなると「夏より虫は少なくなる」と思う人もいるかもしれません。

しかし、育てている野菜を見ると、葉に穴が開いていたり、いつの間にか虫がついていたりすることもあります。

そこで、家庭菜園向け野菜苗ブランド『サントリー本気野菜』を展開する、サントリーフラワーズ株式会社(以下、サントリーフラワーズ)に、9~10月に注意したい害虫や、被害を早く見つけるポイント、家庭でできる対策を聞きました。

9~10月も害虫への注意が必要

秋は夏より虫が少ないとは限りません。真夏の高温で活動が鈍っていた虫が、気温の低下とともに再び活動しやすくなるためです。

さらに9~10月はキャベツや白菜、ブロッコリー、大根、小松菜など、害虫が好むアブラナ科の野菜を植える時期とも重なるとのことでした。

※写真はイメージ

秋の家庭菜園で注意したい主な害虫と、被害を見分ける目安は以下のとおりです。

害虫 主な被害の特徴 ハムシ類 葉に小さな丸い穴が多数開く。 イモムシ類 大きく不規則な穴が開き、フンが見られる。 アブラムシ 新芽や葉裏につき、葉の縮れやベタつきが見られる。 ナメクジ やわらかい葉や苗を食べ、光る粘液の跡を残す。

なお、発生する害虫は、地域や気温、雨の多さ、栽培環境などによって異なります。

そのため、葉に開いた穴などの被害の跡だけで判断せず、虫そのものも確認しましょう。

※写真はイメージ

葉裏や新芽、株元までこまめに確認する

害虫を早く見つけるには、葉の表だけでなく葉裏や新芽、葉のつけ根、株元、土の表面まで見ることがポイントです。

生育初期は被害の影響が大きいため、できれば毎日、少なくとも数日に1回は水やりの際などに確認します。

虫が見つからない時は、葉が重なった部分や鉢の下、支柱の根元なども探してみましょう。

日中は隠れ、夜に活動する虫もいるため、早朝や夕方から夜に確認すると見つけやすくなる場合があります。

害虫を見つけたら早めに取り除く

害虫の発生が少ないうちは、手袋やピンセットを使って虫や卵を取り除くのが基本です。

卵がまとまってついた葉は、その部分ごと切り取る方法もあります。

被害を受けた葉でも、穴が少なく、大部分が緑色で元気なら無理に取り除く必要はありません。

一方、卵や害虫が多数ついている葉や、枯れたり腐ったりしている葉などは取り除きます。

被害が広がっている場合は、害虫を特定したうえで、野菜と害虫の両方に適用がある家庭園芸用薬剤の使用を検討してください。

使用する際は、ラベルに記載された使用量や使用時期、使用回数などを確認しましょう。

防虫ネットは害虫がつく前に設置する

サントリーフラワーズによると、害虫対策の基本は『入れない』『増やさない』『早く見つける』ことです。

※写真はイメージ

防虫ネットは苗を植えつけた直後、害虫がつく前に設置します。

すでに被害がある場合は、葉裏や新芽、株元などを確認し、虫や卵を取り除いてから覆いましょう。

日頃から雑草や枯れ葉をためず、株間を確保して風通しをよくすることも対策になります。

ネットを張った後も安心せず、内部を定期的に確認してください。

こまめな観察で秋の野菜を害虫から守ろう

害虫を見つけても放置したり、原因を確認せずに薬剤を使ったりするのは避けましょう。

虫がついたまま防虫ネットを張ることも、被害を防ぐ方法にはなりません。

毎日の水やりや収穫のついでに葉裏や株元を確認し、被害が小さいうちに対応することが、秋の家庭菜園を守るポイントです。

[文・構成・取材/ブリジア]

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