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24年前、ピンクの【謎の生き物】がお茶の間を席巻。一度は姿を消した“人気CMキャラ”

  • 2026.10.15
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Google Geminiにて作成(イメージ)

ピンク色の体に、黄色いくちばし。うさぎなのか、鳥なのか、それともまったく別の何かなのか。正体不明のその姿を思い浮かべるだけで、ふっと頬がゆるむ人も多いのではないでしょうか。

今から24年前の2002年、英会話教室「駅前留学NOVA」のCMに、一匹の不思議なキャラクターが現れました。その名も「NOVAうさぎ」。シュールでどこか小生意気なその姿は、あっという間にお茶の間の人気者になりました。

“世界”が身近になった2002年、ピンクの新キャラが登場

2002年といえば、日韓共催のサッカーW杯で、世界中からサポーターが日本にやってきた年です。街のあちこちで外国語が飛び交い、「英語が話せたらもっと楽しいのに」と感じた人もいたかもしれません。

そんな2002年9月、NOVAのCMに初めて登場したのがNOVAうさぎです。

耳は「いっぱい聞ける」、くちばしは「いっぱいしゃべれる」

NOVAうさぎの姿には、ちゃんと意味が込められています。大きな耳は外国語を「いっぱい聞ける」こと、くちばしは「いっぱいしゃべれる」ことの象徴。首元には、NOVAの頭文字「N」のマークがついています。

公式プロフィールによると、正体も、性別も、年齢も、国籍も「不明」。性格は「小生意気だけど、なぜかカワイイ雰囲気をかもし出している」とされ、いじわるをされても仕返しはせず、マイペースに生きているのだとか。ふだんは目を閉じていることが多いものの、たまに開くと黄色く、瞳がないという謎めいた設定もあります。

CMでは、DJなのにヘッドフォンを耳にうまく付けられず、「ヘッドフォン、耳ここだろ!」とツッコまれる場面も。かわいいのか、ちょっと不気味なのか。その絶妙なバランスが、見る人の心をつかみました。

CMソングがオリコン12位、グッズも大人気に

人気はCMの枠を超えて広がっていきます。2003年4月には、CMソング『NOVAうさぎのうた〜いっぱい聞けて、いっぱいしゃべれる〜』がCDとして発売され、オリコン最高12位を記録。同じフレーズを繰り返すシンプルな歌は、一度聴いたら耳から離れないと評判になりました。

CMへの評価も高く、CM総合研究所の2003年9月度のCM好感度ランキングでは、NOVAうさぎが登場する「駅篇」が4位に入っています。

もともと、NOVAに入会した人だけがもらえる期間限定のノベルティーだったNOVAうさぎのグッズは、好評のため一般にも販売されるように。お菓子とのタイアップ商品やゲームまで登場し、ネット上ではNOVAうさぎをモチーフにしたFlash作品も数多く作られました。公式サイトによると、これまでに出演したCMは47種類にのぼります。

一度は姿を消した、あの頃

順風満帆に見えたNOVAうさぎですが、試練も訪れます。2007年、NOVAは経済産業省から一部業務停止命令を受け、NOVAうさぎも活動を自粛することに。同年10月には運営会社が経営破綻し、全国の教室が一時休校する事態となりました。

それでも、NOVAうさぎは消えませんでした。新しい運営会社のもとで、2009年3月に復帰。2022年には誕生20周年を迎え、6年ぶりに主演した記念CMでは、街中にNOVAうさぎが増殖するという、当時を思わせるシュールな演出で健在ぶりを示しました。2025年にも新CMが放送されるなど、今も現役で活躍を続けています。

今もSNSで語られる、あの姿

誕生から20年以上がたった今も、NOVAうさぎを覚えている人は少なくありません。SNS上には、「めっちゃ印象に残ってる」「めちゃくちゃ見てたなー」と当時を振り返る声や、「めちゃかわいい」とその姿に改めて心をつかまれる声が寄せられています。

CMソングについても、「めっちゃ頭に残ってる曲」「今見てもキャッチーすぎる」といった声が上がっています。一度見たら忘れられない姿と、つい口ずさんでしまうあの歌。NOVAうさぎの存在感は、時間がたっても色あせていないようです。

あの耳とくちばしは、今も

正体不明のまま、気づけば24年。ピンクの体と、いっぱい聞ける耳、いっぱいしゃべれるくちばし。NOVAうさぎは、あの頃と変わらないマイペースさで、今も私たちのそばにいます。

ふとした瞬間にあのCMソングを思い出したら、それは2002年のお茶の間が、ちょっとだけ戻ってきた合図かもしれません。


※記事は執筆時点の情報です

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