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トマトジュースを毎日飲むとどうなる?1週間~3か月で期待できる変化

  • 2026.10.6

トマトジュースを毎日1杯。続けてみたら、体にはどんな変化が期待できるのでしょうか。

トマトに含まれる代表的な成分といえば「リコピン」。ほかにもカリウムなどさまざまな栄養素を含み、毎日の食生活に取り入れやすいのもトマトジュースの魅力です。

では、1週間、1か月、3か月と飲み続けた場合、それぞれどんな変化が期待できるのでしょうか。期間ごとに見ていきます。監修は、金沢駅前内科・糖尿病クリニック院長・小倉 慶雄先生です。

トマトジュースを毎日飲むとどんなメリットが期待できる?

トマトジュースは、リコピンやGABA、カリウムなどの栄養素を手軽に摂取できる飲み物です。毎日飲んだからといってすぐに体が変わるわけではありませんが、継続することで健康維持に役立つ可能性があります。

1.野菜不足を補いやすくなる

厚生労働省は1日350g以上の野菜摂取を推奨していますが、実際には不足している人も少なくありません。

トマトジュースは野菜の代わりになるわけではないものの、忙しい日の栄養補給として活用できます。毎日の食生活に取り入れることで、野菜由来の栄養素を補いやすくなるでしょう。

【野菜ジュースは意味ないのか】野菜不足を補う効果は?毎日飲むと肝臓に悪い?

2.抗酸化成分「リコピン」を効率よく摂取できる

トマトに含まれるリコピンは、強い抗酸化作用を持つことで知られています。

抗酸化作用とは、体内で発生する活性酸素の働きを抑えること。活性酸素が増えすぎると、細胞にダメージを与える可能性があるため、健康維持の観点からも注目されています。

トマトジュースを継続的に飲むことで、リコピンを手軽に摂取し続けることができます。

3.むくみ対策に役立つ可能性がある

トマトジュースにはカリウムが含まれています。

カリウムは、体内の余分なナトリウム(塩分)の排出をサポートするミネラルです。そのため、塩分の摂りすぎが気になる人や、むくみが気になる人にとってはうれしい栄養素といえるでしょう。

ただし、むくみが続く場合や急に悪化した場合は、心臓・腎臓・肝臓などの病気が隠れていることもあるため、医療機関に相談しましょう。

とくに腎臓病がある人、カリウム制限を指示されている人、透析中の人は、トマトジュースの摂取量に注意が必要です。自己判断で毎日飲み続ける前に、主治医や管理栄養士に相談しましょう。

4.血圧が気になる人の健康習慣に

トマトジュースに含まれるGABAは、血圧との関連で注目されている成分です。

もちろん、トマトジュースだけで血圧が改善するわけではありません。しかし、適度な運動やバランスのよい食事とあわせて取り入れることで、健康的な生活習慣づくりに役立つ可能性があります。

また、血圧が気になる人がトマトジュースを選ぶ場合は、食塩無添加タイプを選ぶのが基本です。食塩入りの商品を毎日飲むと、減塩の妨げになる可能性があります。

※GABA量は商品により異なります

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5.腸内環境をサポートすることも

商品によって異なりますが、トマトジュースには食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内環境を整える働きが期待されており、便通改善をサポートする栄養素として知られています。

普段から食物繊維が不足しがちな人は、トマトジュースを取り入れることで補いやすくなるでしょう。

トマトジュースを飲み続けると期待できる変化

では、トマトジュースを習慣として飲んだ場合、どんな変化が期待できるのでしょうか。

トマトジュースは薬ではないため、数日飲んだだけで劇的な変化が現れるものではありません。「短期間で変わるか」ではなく、「健康的な生活を続けるためのサポート役」として考えるとよいでしょう。

【1週間】飲む習慣が定着し始める

トマトジュースを飲み始めて1週間程度では、体に劇的な変化が現れることは少ないでしょう。しかし、朝食時や食後など決まったタイミングで飲むことで健康習慣が身につき始めます。

また、野菜不足を補う意識が高まり、食生活全体を見直すきっかけになる人もいます。

【2週間】お通じやむくみに変化を感じる人も

2週間ほど続けると、食物繊維やカリウムの摂取量が増えることで、お通じやむくみに変化を感じる人もいます。普段から野菜不足だった人は、「なんとなく体がスッキリした」と感じることがあるかもしれません。

ただし、変化の感じ方には個人差があります。

【3週間】健康習慣として定着しやすい時期

3週間程度続くと、トマトジュースを飲むことが生活の一部になってきます。リコピンやカリウム、GABAなどの栄養素を継続的に摂取できる状態になり、健康的な食生活の土台づくりにつながります。

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【1か月】体調管理への意識が高まる

1か月継続できた人は、健康管理への意識そのものが変わり始める時期です。

トマトジュースだけの効果とは言い切れませんが、野菜を意識して食べるようになった、間食が減った、朝食を摂る習慣ができたなど、生活習慣全体に良い変化が現れることがあります。

【2か月】継続のメリットを感じやすくなる

2か月続けると、「飲まないと落ち着かない」というレベルで習慣化している人もいるでしょう。毎日リコピンを摂取することで、健康維持のための栄養補給が無理なく続けられる状態になります。

【3か月】健康習慣として定着

3か月継続できれば、立派な健康習慣です。トマトジュースは即効性を期待する飲み物ではありませんが、継続することでリコピン、カリウム、GABA などの栄養素を安定して摂取できます。

ただし、便通やむくみの変化には個人差が大きく、トマトジュースだけで改善するとは限りません。

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トマトジュースはどのくらい飲み続けるといい? 毎日飲んでもいいの?

トマトジュースは薬ではないため、「○日飲めば効果が出る」といった明確な期間はありません。しかし、リコピンやカリウム、GABAなどの栄養素を継続的に摂取するためには、毎日の習慣として取り入れることが大切です。

一般的には、数日飲んだだけで大きな変化を感じることは少なく、1か月以上を目安に無理なく続けるのがおすすめです。

また、トマトジュースは適量であれば毎日飲んでも問題ないとされています。実際に、健康維持や野菜不足対策のために日常的に飲んでいる人も少なくありません。

ただし、飲み過ぎはお腹の不調や塩分・糖質の摂り過ぎにつながる可能性があるため注意が必要です。

トマトジュースを飲み過ぎるとどうなる?

トマトジュースの効果的な飲み方

トマトジュースを飲むなら、栄養素を効率よく摂取できるタイミングや飲み方を知っておきたいものです。ここでは、トマトジュースを取り入れる際のポイントを紹介します。

朝に飲むのがおすすめ

トマトに含まれるリコピンは、朝に摂取したほうが吸収率が高まる可能性があるとされています。そのため、トマトジュースを飲むなら朝食時がおすすめです。

朝の栄養補給にもなり、無理なく習慣化しやすいでしょう。

食事と一緒に飲む

リコピンは脂溶性の栄養素です。オリーブオイルを使ったサラダや卵料理、ナッツ類など、適度に脂質を含む食品と一緒に摂ることで吸収率アップが期待できます。

食塩無添加タイプを選ぶ

トマトジュースを毎日飲むなら、食塩無添加タイプがおすすめです。塩分の摂り過ぎを防ぎやすく、トマト本来の栄養を手軽に摂取できます。

温めて飲むのもアリ

冷たいトマトジュースが苦手な人は、軽く温めて飲む方法もあります。牛乳と割ったり、スープにして飲む人も多く、毎日の習慣として続けやすくなるでしょう。

監修者プロフィール

金沢駅前内科・糖尿病クリニック院長 小倉 慶雄

所属学会
日本内科学会 認定医
日本糖尿病学会 専門医
日本抗加齢医学会 専門医
日本腎臓学会
日本内分泌学会

経歴
平成21年3月 金沢医科大学医学部医学科卒業
平成21年4月 杏林大学病院 初期臨床研修医
平成26年1月 金沢医科大学病院 糖尿病・内分泌内科学教室
平成30年4月 金沢医科大学病院 助教
平成30年9月 金沢医科大学大学院医学研究科 博士課程修了
令和3年1月 金沢医科大学病院学内講師
令和5年6月 Gran Clinic(石川県金沢市)院長
令和6年10月 金沢駅前内科・糖尿病クリニック(石川県金沢市)院長
※自由診療部門は自由診療部門Granとして併設

受賞歴
日本抗加齢医学会研究奨励賞(2018年度)

<Edit:編集部>

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