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20年前、交際を認めて“わずか1週間”で入籍報告!大物歌手の娘と“電撃婚”した【人気芸人】新居は妻の実家で「居候」

  • 2026.10.23
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小木博明-2006年10月撮影(C)SANKEI

20年前の2006年10月、おぎやはぎの小木博明が、歌手・森山良子の長女で元ミュージシャンの奈歩さんと結婚した。大物歌手の娘との結婚でありながら、その報告は拍子抜けするほど飄々としたものだった。

場所は、スタートしたばかりのTBSラジオ『おぎやはぎのメガネびいき』。10月14日未明、番組の冒頭で、小木は相方の矢作兼に報告する形で、10日に婚姻届を出したと切り出した。

さらに興味深いのは、新婚生活の住まいについての説明だった。新居は妻の実家、つまり森山良子の家で、新郎はそこでの自分の立場を、「居候」の一語で表してみせた。

大物歌手の家に入った新婚の夫が、自らを「居候」と言い切る。いかにも小木らしい、気の抜けた一言だ。

「来週あたり」からの有言実行

話が動き出したのは、その10日ほど前。10月5日に二人の交際が明らかになり、所属事務所も「交際していることは事実」と認めた。その週の放送で本人が何らかのコメントをする、とも説明していた。

迎えた7日未明の放送で、小木は真剣な交際だと認めた。

ただ、そこからの展開がおかしい。報道のあと周りから結婚、結婚と言われて、結婚を意識し始めてしまったと語り、あろうことか来週あたり結婚してしまう可能性もある、とまで口にした。スポーツ紙はこれを「結婚宣言」と報じた。

隣の矢作は、小木が以前ハワイに彼女を連れてきたことがあったと明かした。

ところが翌週、小木の予告は現実のものとなる。小木は10月10日に婚姻届を提出し、14日未明の放送で入籍を報告した。交際を認めた放送から、わずか1週間。人生の一大イベントが、相方との他愛のない雑談の延長線上であっけなく完結してしまった瞬間だった。

『地味ですが何か?』そのままの挨拶

『おぎやはぎのメガネびいき』が金曜深夜1時枠で産声を上げたのは、まさにこの2006年10月のこと。結婚をめぐる一連のドタバタは、始まったばかりの冠番組の格好のネタとなった。

その3か月前の7月、彼らはコンビで『地味ですが何か?』というタイトルの著書を上梓している。肩肘を張らず、気負いもしない。その脱力したスタンスは、結婚という慶事でも変わらなかったように見える。

義母・森山良子への結婚挨拶のエピソードも、驚くほどシンプルだ。小木が結婚してもいいかと尋ねると、森山良子はいいですよと答えて祝福した。小木は挙式についても今のところ何も考えていないと語るなど、形式ばった気配は微塵もない。

もともと奈歩さんとの交際は5年ほど前からで、決して思いつきの結婚ではなかったはずだ。それでも、大物歌手への挨拶を、たった一往復のやり取りとして明かしてしまう軽やかさは、いかにもおぎやはぎの小木博明だった。

10年後の生放送と小木のサイン

深夜ラジオという密室で人生の節目を分かち合うスタイルは、それから10年後、今度は相方の矢作兼へと引き継がれる。

その年の最後の生放送となった2016年12月29日、オープニングで小木が胃が痛いと話していると、矢作が突然、記入済みの婚姻届を取り出したのだ。小木への事前報告は一切なかった。

矢作はその場で小木を証人に指名し、小木は生放送中のスタジオで婚姻届に記入して判を押した。それだけでは終わらない。矢作はそのまま婚姻届を手にスタジオを飛び出し、区役所の夜間窓口へと直行したのである。

その模様はスタジオと回線をつないで随時中継され、年末恒例の企画は急遽取りやめに。番組は2時間まるごと「矢作結婚スペシャル」と化した。マスコミ各社へ送られた直筆FAXには、伴侶への最上級の愛情表現として「小木よりも一緒にいたいと思える女性」と綴られていた。

10年前に小木が結婚を報告した同じ番組で、今度は小木が矢作の結婚の証人になったのだ。

「居候」から20年を迎えた深夜ラジオの祝祭

金曜深夜から木曜深夜25時枠へと舞台を移しながら、番組は現在も生放送を続けている。番組には、小木夫妻の結婚記念日である10月10日に入籍した芸能人やリスナーを指す「チームオクトーバー」という呼び名まである。

2026年10月3日には、番組の20周年を記念したイベントが東京・昭和女子大学人見記念講堂で開かれた。リスナーとの「合同祝賀会」と銘打たれたその催しでは、2〜3人で申し込むチケットに「チームオクトーバーチケット」という名が冠された。20年前の何気ない入籍の日が、番組の合言葉へと育った。

そして、あの「居候」と義母・森山良子とのユニークな関係も健在だ。2026年5月、デビュー60周年ツアーの取材会に応じた森山良子は、母の日に娘へ送ったLINEに返事が来ないと明かし、「小木さんも全然」とキッパリ言った。だが、小木については「めっちゃたおやかなんですよ」とフォローも添えている。

かつて妻の実家で飄々と「居候」を自称した男は、義母への連絡に無精でも、その独特な人間味で義母に愛されているように見える。

深夜ラジオの雑談のなかで結婚がさらりと告げられ、互いの人生の節目を刻み込んできた『メガネびいき』。20年の年月を経てもなお、おぎやはぎの二人は変わらぬ脱力感で、木曜の深夜を温め続けている。


※記事は執筆時点の情報です

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