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「誰にも話すつもりはなかった…」現役郵便局員に届いた「なぜ職員が死ぬ」の手紙。同僚・W先輩を喪った配達員の切実すぎる怪異体験

  • 2026.9.25
作者・送達ねこさんのもとには同僚たちから体験談が届く 送達ねこ(@jinjanosandou)
作者・送達ねこさんのもとには同僚たちから体験談が届く 送達ねこ(@jinjanosandou)

町の隅々まで郵便物を配達して回る現役の郵便局員が、実際に経験した不思議な話や怖い話を漫画化した「郵便屋が集めた奇談」が今、話題だ。作者の送達ねこ(@jinjanosandou)さんは、関東の郵便局で社員として働いている。「配達があるので怖がってばかりもいられず、ただただ怪異に出合う郵便局員たちの話です」と語る本作には、読者から「結構背筋がゾクッとしたけど、めちゃくちゃおもしろい…!」「いろいろなところに配達に行く郵便屋さんならではのお話!!」「こういう不思議で怖い話って好き」と好評の声が届いている。

W先輩宅の騒霊_P02 送達ねこ(@jinjanosandou)
W先輩宅の騒霊_P02 送達ねこ(@jinjanosandou)
W先輩宅の騒霊_P03 送達ねこ(@jinjanosandou)
W先輩宅の騒霊_P03 送達ねこ(@jinjanosandou)
W先輩宅の騒霊_P04 送達ねこ(@jinjanosandou)
W先輩宅の騒霊_P04 送達ねこ(@jinjanosandou)

他局の配達員から届いた一通の長い手紙

同僚たちが体験した話を漫画化していくうちに、送達ねこさんのもとには他局からも体験談が届くようになっていった。今回紹介する話はまさにそれで、漫画を描いていることを耳にした他局の配達員から一通の長い手紙が届いた。「やりきれない事件で誰にも話すつもりはなかったけど…」という言葉から始まる手紙には、長く重い物語が綴られていた。

漫画を描き始めてから怪異現象の体験談が届くことは増えたというが、それは単なる「情報提供」というより、「答えの出ない思い」を打ち明けてくれているように感じると送達ねこさんは明かす。

怪異現象の奥にある“答えの出ない問い”

「例えば、霊体験にしても同僚や知っている人の霊だったりすると、『怖い』というより『言葉を交わしたい』という気持ちが勝りますよね。かつてはその人と親しく話したり、笑い合った時間が確かにあるのですから!」と送達ねこさん。「死は日常にあるのに、全くその後の世界が見えない。大変もどかしく大きな謎で、自分も体験者さんと一緒に考えたくなります。不思議な漫画を描く意味は、答えの出ない問いを共有することだと思っています」と語るように、体験者にとっては“かけがえのない一生ものの体験”になることもあるという。

本作には「W先輩のためにできることは、何だったんでしょう?」「『生きるための仕事でなぜ職員が病む なぜ職員が死ぬ』という言葉を読んだとき、涙があふれた」といった感想が相次ぎ、読む者の胸を切なさで締め付けた。「郵便屋が集めた奇談」に収録された、日本のどこかの町でひっそりと起こっている“怪異”をぜひ覗き見してみよう。

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