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お気に入りのパジャマで映画とマカロンを満喫! マダム3人の大人のパジャマパーティー【書評】

  • 2026.9.17

【漫画】本編を読む

「パジャマパーティー」。その響きだけで、どうしてこんなにもワクワクしてしまうのだろう。けれど、実際にやったことがある人は、意外と少ないのではないか。大人になると、パジャマで友人たちと集まる機会はどんどん少なくなっていく。

でも、機会がないなら作ればいいのかもしれない。『マダムたちのルームシェア』(seko koseko/KADOKAWA)は、長年の友人である沙苗、晴子、栞が、一緒に暮らすからこそできる遊びを満喫するコミック。「やってみたい」のひと言が、すぐ楽しい予定に変わっていく。そんな3人の行動力を、見習いたくなる作品だ。

ある日、エレガントでキュートなルームウェアを買った沙苗は、2人にお披露目する。「パジャマパーティーってやつをしたい気分だわ」と言い出すと、晴子と栞もすぐに賛成。さっそく、その日の夜に開催することになった。

夜8時、3人は、「かわいい」をテーマにお気に入りのパジャマを着て、集合する。沙苗は買ったばかりのルームウェア。晴子は孫が誕生日にプレゼントしてくれた人参柄。栞は娘が職場のビンゴで当てて置いていったモンスター風のパジャマ。それぞれの個性がパジャマひとつでもこんなに表れるなんて面白い。そして、マカロンをお供に、映画を見ながらお茶。今日は寝るのもリビング。3人で布団を並べれば、つい修学旅行を思い出す。

大人になった今だからこそ、食べたいものも、着たいパジャマも、自分たちで好きに選べる。「いつかやってみたい」を先延ばしにせず、今夜の予定にしてしまうマダムたち。その姿を見ていると、「私たちもやってみない?」と、思わず友人たちに声をかけたくなる。

文=アサトーミナミ

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