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「可能な限りデカいIMAXで観て!」史上初全編IMAXフィルム撮影。ノーラン最新作『オデュッセイア』

  • 2026.9.11

映画ライター・ムービージャーナリストのよしひろまさみちさんが、今月もマストな映画ニュースをモリモリお届けしますよ〜。

究極のIMAX映画 『オデュッセイア』 9月11日より全国ロードショー

映像技術の革新と、巨大なスケールの物語で映画史に残る作品を次々作り続けているクリストファー・ノーラン監督。そんな彼が挑んだ新作は、なんと時代劇。『オデュッセイア』は、古代ギリシアの詩人ホメロスが作ったとされる壮大な叙事詩をもとにした歴史活劇です。これの何がすごいかって……映画史上初となることに挑んだんですよ。それがなんと全編IMAXフィルム撮影! これまでの彼の作品でもIMAXフィルム撮影は使われてきた手法なんだけど、全編というのはじつは前人未到。なぜかっていうと、ひとーつ、コスト高。ふたーつ、フィルムと機材がでかい分うるさい。みっつー、VFXでなんとかできるから。このふたつめが意外と知られてないことなんですが、じつはIMAXのカメラってでかくてうるさいんですよ。そうすると、役者のセリフや自然音の収録に干渉しちゃう。それだけに、壮大な風景とかのシーンでIMAXフィルム撮影することが多かったのね。それをですな……カメラやレンズの小型化のためにメーカーと監督が共同開発しちゃったの。いや、マジその成果、バキバキにあり! 可能な限りでかいIMAXスクリーンで観てね。ちなみに使用フィルムは約610kmあったそうです(笑)。

イタケの王オデュッセウス(マット・デイモン)

オデュッセウスの妻ペネロペ(アン・ハサウェイ)と息子テレマコス(トム・ホランド)

王妃の求婚者アンティノオス(ロバート・パティンソン)

story_トロイア戦争を終えたイタケの王オデュッセウス(M・デイモン)は、妻と息子が待つ故郷へ。ところが神の逆鱗に触れた彼の前には、ありとあらゆる怪物が立ちはだかる。一方、王が不在の国では王妃ペネロペ(A・ハサウェイ)に求婚者が現れ……。

監督:クリストファー・ノーラン/出演:マット・デイモン、アン・ハサウェイ、トム・ホランド、ロバート・パティンソン ほか/配給:ビターズ・エンド、ユニバーサル映画/公開:9月11日より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

text : Masamichi Yoshihiro
 
otona MUSE 2026年10月号より

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