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合体番組SPが消えた理由を佐久間宣行が解説「配信で見づらい」

  • 2026.9.10

テレビプロデューサーの佐久間宣行が、ニッポン放送ラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(水曜27時)の9日放送分で、テレビ番組の「合体番組SP」が減少している背景を語った。

配信時代で変わる「休止」の重みと裏番組対策

佐久間はまず、TBS系日曜劇場『VIVANT』シーズン2がアジア大会中継などで2週連続放送休止となる事例に触れ、「連ドラの2週休みっていうのは結構キツイですね、見る側も制作側も」と率直な感想を述べた。 その上で、見逃し配信が一般化した現在なら「逆にこの2週で追いついたりする人が出る」と指摘し、かつてテレビしかなかった時代との違いを強調した。

「昔の方がこういうのキツかったよね、多分ね。テレビで2週休んで、テレビしかなかった時って、配信で一気見もないから。やっぱ継続視聴だからさ。なんかやっぱいきなり、なんか他の強いものに負けちゃう時もあるし」

佐久間は、過去には強力な裏番組への対抗策として、映画や特別番組をぶつける手法が頻繁に使われていたと振り返る。 具体例として、日本テレビが金曜ロードショーでジブリ作品を放送し、TBSの金曜9時枠新作ドラマ初回と正面から競合させた時期があったと説明した。 また、自身が30歳前後のディレクターだった20年前には、月曜9時枠のバラエティ制作陣が「キムタクのドラマが始まる瞬間、『まぁ、ワンクール我慢だな』っつって」と覚悟を決め、強いネタを投入するか総集編で凌ぐかの選択を迫られていたと明かした。

「『我慢、我慢。うん、しょうがない』っつって。『どうする?』っていう。だから強いネタを持ってくるのか、もう諦めて総集編とかにしとくのか、みたいなことを気にするようになってたもんね」

深夜番組でも同様の駆け引きがあり、『ゴッドタン』のような番組でも24時間テレビや27時間テレビの特別編成時には「総集編にしとくか」「逆にあと誰も見ないから怒られそうな企画やるか」と裏を気にしていたとつづる。 現在は配信があるため「全然気にしないで普通に作っちゃうって感じ」と、制作現場の意識変化を語った。

「合体SP」減少の裏側 尺とTVerの使いやすさが鍵

佐久間は、近年減っている「合体番組SP」について、「合体スペシャルとかも少なくなったでしょ?あれ合体スペシャル言って視聴率が取れるから、合体スペシャルにしてたんだけど、配信で見づらいじゃん、もう(笑)」と理由を分析した。 通常回の尺の方が配信で視聴しやすく、合体することで「何の発組だかよくわかんなくなる上に、あとはTVerとかで見づらくなるからもうだからみんなもうやめてったんじゃない?きっと」と推測している。

さらに、かつての「55分スタート」「57分スタート」といった変則開始時刻についても「あれ嫌いだったぁ(笑)録画がしづらいし」と嫌悪感を示し、時代が視聴者の利便性に合わせて変わっていると総括した。

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