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【この新コスメがスゴイ理由】 アルビオンの新作「乳液のようなファンデーション」とは?

  • 2026.9.10
ALBION.AYA ASO,NANA NAKAGAMI

この新コスメがスゴイ理由

美容編集者の麻生綾さんが、メーカーの担当者と気になる新製品について語り合います。今月フォーカスするのは「乳液のアルビオン」がその70年来の技術を注ぎ込んだ新発想のファンデーション。

【今月のコスメ】アルビオン|アルビオン スタジオミルク ファンデーション

ALBION

メイク効果とスキンケア効果のどちらも妥協することなく両立させた、アルビオンならではの発想で作られた新ファンデーション。まるでスキンケア乳液のように肌に溶け込み、まろやかなツヤ美肌に仕上げる。滑らかで均一な化粧膜が凹凸や色ムラを自然にカバー。しかも時間がたつほどに素肌とシンクロするように美しく。

SPF29・PA+++、UV耐水性★30ml 全8色 各¥7,150(8月18日発売予定)

アルビオン独自のスキンケアシステム「乳液先行」とは?

洗顔後の肌が求めているのは「水分・油分・保湿成分のバランスのよい潤い」と考え、一般的な「洗顔→化粧水→乳液」の順番ではない「洗顔→乳液→化粧水」を提唱するアルビオン独自の美容システムのこと。

洗顔直後にまずはたっぷりの乳液で角層の潤いバランスを整えることで、肌はふっくらとやわらかく、次に使うスキンケアのなじみもスムーズになる。

「日中用乳液」という表示にこめられた思い

乳液発想から生まれた「アルビオン スタジオ ミルク ファンデーション」。心地よい使用感と美しい仕上がりを両立した、その秘密をブランド担当者に伺いました。

麻生さん(以下、敬称略) このファンデーションは「アルビオンの乳液」発想で開発されたと伺いました。「乳液先行」という独自のお手入れ方法(コラム参照)であまりに有名な御社の乳液ですが、そもそも大前提として、他社さんの乳液と何が違うのでしょうか?

中上さん(以下、敬称略) 一般的に「乳液」は、化粧水で与えた水分のふたの役割といったイメージがあるかもしれません。ですがアルビオンの乳液は、そのような膜をつくるのではなく、角層の潤いバランス――すなわち水分、油分、天然保湿因子(NMF)のバランスを整えることを目的として開発されています。そこがオリジナリティであり一番の違いです。

麻生 ああ、だからなのか…。昔、先行タイプではない乳液で「乳液先行」を試してみたんですが、化粧水がはじかれてしまい、なじみにくかったんですよ(笑)。

中上 ふたではなく「角層を整える」製品なんです。肌の表面にある角層の状態が悪いと、メイクのノリも悪くなってしまいますし、メイク崩れも起こしやすいです。今回はその「アルビオンの乳液」のアプローチをファンデーションに応用しました。容器裏の表示が〈ファンデーション・日中用乳液〉になっているのはそのためです。

麻生 あ、〈ファンデーション・日中用美容液〉ではないんですね。

中上 はい。ささいなことですけれど、乳液という表示にこだわったところに「弊社にしかできないこと」への思いを込めました。

乳液同様に「角層を整える」新発想のベースメイク

麻生 開発にはどのくらいの時間がかかりましたか?

中上 構想自体は2年なんですが、とにかく試作の数が…。

麻生 遠い目をされていますね(笑)。

中上 3桁はいったと思います。そもそも弊社の処方の数は一般的にみても多いらしいのですが、その中でも相当な個数だったかと。肌実感をとにかく大切にしているので、もちろん全て自分の顔で試しました。毎日朝から晩まで、使い心地だけでなく経時変化についても判断する必要がありましたから…。

つけてすぐは完璧に見えても、1時間後によれていたら意味がないですし。そして創業70周年の今年、ローンチすることが決まっていたので、プレッシャーに押しつぶされそうになったことも。それでも開発の目標に掲げた乳液発想の「美しい仕上がり」「スキンケア効果」「心地よいテクスチャー」において、絶対に妥協したくなかったんです。

麻生 その体を張ったご尽力のかいあって、完成した製品は素晴らしいですよ! 私、普段はファンデーションを使わない派なのですが、このミルクファンデーションを使用した日は「私の肌ってこんなにキメが細かかった?」と自己肯定感が跳ね上がります。

この連載の担当編集Mさんも、初めてつけた日に会社で肌を褒められたそうで、以来手放せなくなったとか(笑)。塗り心地はまさに乳液、粉っぽさがないからよくのびてなじんで、ノールックでもつけられるくらい。

中上 滑らかなのは粉体に特別な表面処理を複数回、施してあるからです。また独自の分散技術で、肌にのせるとスキンケア成分と溶け込むようになじんでのび広がります。

ただ両者ともに配合バランスが本当に難しくて、独自の黄金比率を導き出すのにこれまた苦労しました。この仕上がりはまさにわずかなズレも許されないような〝点〞の処方なんです。

麻生 最後に読者にこれだけはお伝えしたいということをお願いします。

中上 麻生さんもでしたが「肌を休ませたいからファンデーションは特別な日にだけ」のお気持ち、とてもよくわかります。でも普通の日であっても、できることなら隙のない自分で人に会いたいですよね。

この製品は肌をきれいに見せるだけでなく、アルビオンの乳液同様に「角層を整える」新発想のベースメイクです。夜クレンジングしたときに肌の調子のよさを感じるのはもちろん、つけている最中から肌のやわらかさをダイレクトに体感していただけると思いますよ!

【麻生綾さんのブランド読み解き】半プッシュ強をささっと指でのばすだけ!

「スキンケアの後、ぜひ単独で下地もお粉もなしで使ってみて」と中上さん。半信半疑で実践したところ、終日乾かないのはもちろん、崩れにくいことにもびっくり。優秀なベースメイクと唯一無二の乳液のハイブリッド。さすが双方に定評のあるアルビオンさんの新機軸です。

対談したのは・・・
麻生 綾さん|AYA ASO

AYA ASO


PROFILE メディアで美容記事に携わり37年目。『25ans』『婦人画報』(ともにハースト婦人画報社)、『VOGUEJAPAN』(コンデナスト・ジャパン)各誌で副編集長、『etRouge』で編集長を歴任。

中上奈南さん|NANA NAKAGAMI

NANA NAKAGAMI


PROFILE 商品開発歴8年目。「アンフィネス プランプブライト ライン」リニューアルや「ハーバルクリーム」に携わる。現在は「エクシア」や「アルビオン スタジオ」を中心に担当。独自性の高い商品開発を手がける。

25ans(ヴァンサンカン)9月号掲載(2026年7月28日発売)

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