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「庭の草を抜いただけだろう」勝手に家の敷地に入る義父。だが、無断で来る義父に夫がぶつけた正論とは

  • 2026.9.10
「庭の草を抜いただけだろう」勝手に家の敷地に入る義父。だが、無断で来る義父に夫がぶつけた正論とは

駐車スペースにあった義父の車

平日の午後2時すぎ、パートを終えた私は、自転車で自宅へ戻りました。

わが家は道路に面した駐車スペースの奥に玄関があり、その脇に小さな前庭があります。

門扉はなく、駐車スペースから玄関前の通路や庭へ入れる造りです。

家の前まで来ると、駐車スペースに見覚えのある車が停まっていました。

義父の車です。

その日に訪ねてくるという連絡は受けていませんでした。

自転車を止めて敷地に入ると、前庭から草を引き抜く音が聞こえました。庭をのぞくと、義父が軍手をはめて、植木の周りの雑草を抜いています。

「お義父さん、どうしたんですか」

私が声をかけると、義父は立ち上がり、足元にまとめた草を指しました。

「近くまで来たから寄ったんだ。草が伸びていたから、少し抜いておいた」

家の中へ入った様子はありませんでした。それでも、留守中に連絡もなく庭へ入られていたことに、私は戸惑いました。

「ありがとうございます。ただ、留守の時に入られると驚くので、次からは先に連絡をもらえますか」

できるだけ穏やかに伝えましたが、義父は少し不満そうな顔をしました。

「庭の草を抜いただけだろう。家族なんだから、そこまで気にしなくてもいいじゃないか」

さらに義父は、玄関脇や家の外壁のあたりを見回しました。

「家の周りも、もう少しこまめに掃除したほうがいいぞ」

仕事や家事の合間に手入れをしているつもりでしたが、留守中に庭へ入り、家の周りまで確認されたうえで注意されることに、落ち着かない気持ちになりました。

その場で言い争うのは避けたかったため、私はもう一度だけ、次からは連絡してほしいと伝えました。

義父は抜いた草を袋に入れると、納得しているのか分からないまま帰っていきました。

その日の夜、夫に相談した

午後7時半ごろ、仕事を終えた夫が帰宅しました。

夕食の片付けが済んだあと、私は昼間の出来事を話しました。

「今日、お義父さんが連絡なしで来て、前の庭の草を抜いていたの。家の中には入っていないけど、留守中に敷地へ入られるのはやっぱり気になる」

夫は驚いた様子で聞き返しました。

「今日来るなんて、俺も聞いてないよ」

私は、義父に連絡してほしいと頼んだものの、「家族だから気にしすぎだ」と言われたことも伝えました。

夫は少し考えたあと、その日のうちに義父へ電話をかけました。

「親父、今日うちの庭に来たんだって?」

義父は、近くまで来たついでに草を抜いただけだと説明したようです。

夫は義父の話を聞いてから、落ち着いた口調で伝えました。

「草を抜いてくれたことはありがたいよ。でも、俺たちが留守の時に、連絡なしで敷地へ入るのはやめてほしい」

電話の向こうから義父の声が聞こえました。

「庭に入っただけだろう。そんなに大げさに言うことか」

夫は声を荒らげずに答えました。

「家族でも、今は親父の家じゃなくて、俺たちが暮らしている家だから。来る時は先に電話してほしい。それだけ守ってくれればいい」

しばらく話したあと、義父は「次から連絡する」と答えたそうです。

電話を切った夫は、私に謝りました。

「親父は手伝ったつもりだったんだと思う。でも、嫌だと感じることまで我慢しなくていいよ」

私はその言葉を聞いて、少しほっとしました。

義父に悪気はなかったのでしょう。ただ、親切のつもりでしたことでも、相手が困る場合があります。

その後、義父が訪ねてくる時には、夫か私に事前に連絡が入るようになりました。今でも庭の手入れについて口を出されることはありますが、留守中に勝手に入られることはなくなりました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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