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9〜10月が作りどき!白いマム(キク)の寄せ植えレッスン|苗選びと植えつけ手順

  • 2026.9.7

9〜10月が作りどき!白いマム(キク)の寄せ植えレッスン|苗選びと植えつけ手順

9〜10月には「マム」(キク)の鉢植えやポット苗が園芸店の店頭に出回ります。これらを使って、かわいらしい寄せ植えを作ってみませんか? 英国園芸研究家の吉谷桂子さんに、マムの寄せ植えの作り方を教えていただきました。今回は白花のマムです。

秋をはなやかに彩るマムの楽しみ方

マム(キク)は非常に育てやすい宿根草です。和のイメージがありますが、じつは花姿には和も洋もなく、ことに寄せ植えならアレンジしだいでさまざまな表現が可能です。

日本の伝統的なキクは美しいけれど、洋風の家で使うには少し敷居が高く感じます。私がイギリスで暮らしていたとき、日本から海を渡りヨーロッパで改良された小ギク系のマムは、秋のガーデンに欠かせない素材として親しまれていました。

これらは丈夫でよく咲き、花色も多彩。モダンな色彩や重厚でクラシカルなものなどと幅広く、寄せ植えにもぴったり! 今は日本でも豊富な種類が出回っています。

マムの寄せ植えには、他の花たちを使うのもよいけれど、主役を引き立てる脇役にカラーリーフが活躍します。そもそも寄せ植えとは、主役の花をよりすてきに見せるのが目的。リーフプランツはシンプルかつ効果的な脇役になります。

花が終わったらマムは別の鉢で養生し、リーフは寄せ植えに再利用しましょう。

マムを引き立てるリーフプランツ

【赤銅葉系】は使いがってのよい定番。どんな花色とも合いやすく、なかでもピンクを引き立てます。

【白斑・銀葉系】は同じ明度のものと合わせやすく、白やブルー、パステル系と似合います。

【黄斑・ライム ・黄金葉】は同系色の黄色やオレンジ色か赤を合わせればホットカラー。ブルーを合わせれば補色対比と、さまざまな合わせ方ができます。

【白いマムの寄せ植え】レースみたいに繊細な白花に、銀葉を組み合わせて

白菊といえば仏さまに供える花のイメージがありますが、秋の澄んだ空気の中では意外なほどに魅力的です。

ユーフォルビアやシルバーレースなど、レースのように清純で繊細な印象の草花と合わせると、早く日暮れを迎える秋の庭でいつまでも明るく浮かび上がります。

苗の配置図

A:ポットマム ‘フロストファイン’
B:ヨメナ
C:ユーフォルビア ‘白雪姫’
D:斑入りヤブラン ‘シルバードラゴン’
E:赤キャベツ
F:シルバーレース

コンテナの大きさ/直径35㎝、高さ24㎝

マムの寄せ植えの作り方

近年は敬老の日にキク苗が店頭で目立ちますが、もう少し遅い時季のほうが開花温度にも適して、脇役となる植物の種類も充実します。

春まで長く楽しむ寄せ植えではないので、株間は詰めぎみに植えても大丈夫です。


用意するもの:苗(ポットマム、ヨメナ、ユーフォルビア、斑入りヤブラン、赤キャベツ、シルバーレース)、鉢、培養土など。


鉢底石は使わず、水はけのよい培養土を鉢に入れる。全体のデザインを確認したら、ヤブランの根鉢をくずして鉢の縁に植える。


赤キャベツはコンテナの縁から顔をのぞかせるように、縁に押しつけて斜めに植える。脇役を植え終えたら、中央に主役を植える。


開花株のキク苗は根鉢をあまりいじりたくないので、ポットの外から根鉢をもんで根を切らずに少しほぐしてから植えつける。


すべての苗の株元が同じ高さになるように、株と株の間や株と鉢の間に培養土を入れていく。


根の周りに隙間なく用土が入るように、指で確かめながらしっかり用土を入れる。鉢縁から2~3cmの水やりスベースを確保する。


撮影/川部米応

※この記事は『園芸ガイド』2013年秋・特大号の記事を、WEB用に再編集したものです。

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