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「うちの木の葉っぱだという証拠はあるの?」落ち葉に困り、向かいの住人に伝えた私。そこから3年間、挨拶が返ってこなくなった

  • 2026.9.7

秋になると、庭と駐車場に葉が溜まった

数年前の秋のことです。向かいの家には大きな木があり、季節が進むにつれて、うちの庭や駐車場にも同じ形の葉がたくさん入り込むようになりました。

朝、車に乗ろうとすると、屋根やフロントガラスに葉がのっています。

庭を掃いた日の夕方には、駐車場の隅にまた何枚も溜まっていました。

毎日のように使うので、ほうきは物置へしまわず、いつしか玄関の脇に立てかけるようになりました。

落ち葉は季節のものですし、風で飛んでくる以上、すべて相手の家の責任だとは思っていませんでした。

それでも掃除が続くうちに、一度くらい困っていることを伝えてもいいのではないかと思うようになりました。

片づけてほしいと強く求めるつもりはありません。

ただ、こちらにもかなり葉が入ってきていることを知ってもらえたら、という程度でした。

玄関先で声をかけると、すぐに返ってきた言葉

ある日の夕方、向かいの家の方が玄関先にいるのを見かけました。

私は少し迷ってから声をかけました。

「最近、落ち葉がこちらにかなり入ってきていて…」

すると、相手は間を置かずに言いました。

「うちの木の葉っぱだという証拠はあるの?」

思っていたより強い返事に、私は言葉に詰まりました。

「あ、いえ。責めたいわけではなくて…」

それ以上どう話せばいいのか分からず、その日はそこで会話を終えました。

こちらとしては困っている状況を伝えたかっただけでしたが、相手には最初から苦情のように聞こえたのかもしれません。

あれから三年、挨拶も返ってこなくなった

それ以降、向かいの家の方との関係は変わりました。

道で会ったときにこちらから「こんにちは」と声をかけても、返事がないことが増えました。

以前は手渡しだった回覧板も、いつの間にか郵便受けに入れられるようになりました。

家族からは一度、「もう一回ちゃんと話してみたら」と言われたことがあります。

けれど私は、「もういいよ」と答えました。

落ち葉のことで、これ以上関係をこじらせたくなかったからです。

あれから三年ほどたちます。秋になれば、今でも庭や駐車場に葉が溜まります。

そのたびに私は玄関脇のほうきを手に取ります。掃除そのものより、以前なら普通に交わしていた挨拶までなくなってしまったことのほうが、少し寂しく感じます。

落ち葉は掃けばなくなります。

それでも、近所の人との距離は、一度変わってしまうとなかなか元には戻らないのだと感じた出来事でした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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