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子どもがいてもいなくても、既婚でも独身でも。33歳の「孤独」を描いた作品の“これから”【著者インタビュー】

  • 2026.9.5

【漫画】本編を読む

幸せなはずなのに、どこかさびしい。「33歳という日々」シリーズ(鈴木みろ/KADOKAWA)は、同じ33歳を生きる女性――子なし夫婦のエリ、シングルマザーのゆみ、独身のこのみ3人の視点から、現代女性のリアルな日常を描く。

シリーズ第1作は『33歳という日々 子なし夫婦、エリの場合』。主人公・エリは、13年付き合った夫・ケンちゃんと結婚して3年。「お子さんは?」「うちはまだで」。そんな日常会話に、子どもを望むエリの心は静かに沈んでいく。そして、彼女の妊活の努力とは真反対の行動を繰り返す夫。気づけば夫は「一番近くて一番遠い人」になっていた。さらに、ライフステージの違う友人たちとのすれ違いにも心が痛んでいく。

本作には、33歳という年齢を生きる女性たちの複雑な感情が綴られている。YouTubeで130万回再生を記録し、多くの共感を呼んだ話題作に込めたメッセージを、著者・鈴木みろさんに伺った。

――現在はどんな作品を執筆されているのでしょうか。

鈴木みろさん(以下、鈴木):星野リゾートさんの温泉旅館「界」の特設サイトとSNSで、旅をテーマにした連載をしています。「33歳という日々」の主人公であるこのみとゆみが主人公の回もありますし、エリもこっそりどこかに登場しておりますので、ぜひ覗いてみてください。

――本作の発売から1年が経ちました。あらためて、今のお気持ちをお聞かせください。

鈴木:発売から1年が経ったんだと思うと、本当にあっという間だなぁと思います。その間、読者の方から届く声にずっと励まされてきましたし、この物語がこんなにも多くの方に届いたことが、今でも信じられません。

そもそも、無名だった私の本を、3ヶ月連続で3冊出すことを決めてくださった編集さんの存在がなければ、この書籍は生まれていなかった。書籍を広げるために力を貸してくださった方、数えきれないほどの本の中からこの作品を見つけ出してくださった読者の方、本当にありがとうございます。これからも、この物語がいつまでも誰かのそばに届き続けるように、描き続けていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

取材・文=松本温美

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