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「入居して1週間、エアコンが動かない!」修理代を求められた40代女性、知っておきたい「貸主負担」とは

  • 2026.9.6
「入居して1週間、エアコンが動かない!」修理代を求められた40代女性、知っておきたい「貸主負担」とは

不動産の実務に長く携わってきたさかきばらが整理する「知らないと損をするかもしれない」賃貸の話。

今回は、入居直後に設備が故障したケースを紹介です。

入居して1週間、突然エアコンが動かなくなった

賃貸マンションに入居して1週間ほどの40代女性。真夏に、部屋に備え付けられていたエアコンが突然動かなくなりました。

管理会社に連絡すると、「入居者さまのご負担で修理業者を手配してください」との返答。業者から示された見積もりは数万円でした。

しかし、備え付けの設備が故障したからといって、必ず借主が修理代を負担するわけではありません。

「自然な故障なら、原則として貸主が修繕」

民法では、賃貸物件を使用するために必要な修繕は、原則として貸主が行うとされています。ただし、借主の故意や過失が原因で壊した場合は、この限りではありません。

そのため、通常どおり使っていたエアコンが経年劣化などで故障した場合は、原則として貸主側が修繕することになります。一方、誤った使い方や借主の不注意が故障の原因なら、借主が費用を負担する可能性があります。

注意したいのは、部屋に置かれているエアコンが必ず「設備」とは限らないこと。前の入居者などが残した「残置物」として扱われている場合もあるため、契約書や重要事項説明書で確認しておきましょう。

故障したら、まず管理会社や貸主へ連絡し、「いつから、どのような状態なのか」を伝えて記録を残すことが大切です。貸主に知らせないまま自己判断で業者を呼ぶのではなく、修理方法や費用負担を確認してから進めるのが安心です。

また、借主に責任のない故障で部屋の一部が使用できなくなった場合、状況に応じて賃料が減額されることもあります。

「入居者負担」と言われても、すぐに支払うのではなく、まず故障原因と契約内容を確認すること。それが余計な出費を防ぐ第一歩です。


【編集】不動産ライター さかきばら
不動産会社に8年勤務し、賃貸や売買の現場を数多く見てきたWebライター。


※本記事は実際の相談事例をもとに、一部の情報を調整しています。費用負担は契約内容や故障原因などによって異なります。

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