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【映画ランキング】『まどマギ』13年ぶり新作が初登場1位!『ちいかわ』122億円で2位、『スパイダーマン』はタイタニック超え

  • 2026.9.4

今週(2026年8月28日〜8月30日)の映画動員ランキングは、『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 〈ワルプルギスの廻天〉』が初登場1位を獲得した。3週にわたって首位を守ってきた『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』は2位となり、新作3本がランクイン。季節の変わり目を感じさせるTOP10を順位別に追っていこう。

10位:『ラスト・サバイバー』(公開日:2026年8月28日)

『ラスト・サバイバー』
『ラスト・サバイバー』

『エイリアン』『オデッセイ』など、過酷な環境に置かれた人間の選択を描いてきた巨匠・リドリー・スコット監督のサバイバルドラマが初登場10位。原作は史上最高のディストピア小説の一つとも称されるベストセラーだ。舞台は謎のパンデミックで人類の大半が死滅した世界。パイロットのヒッグ(ジェイコブ・エロルディさん)は、元軍人バングリー(ジョシュ・ブローリンさん)と手を組んで日々を生き延びていた。ある日、小型機の無線に届いた謎の声に導かれ、未知の空へ飛び立つ。

9位:『時には懺悔を』(公開日:2026年8月28日)

『時には懺悔を』
『時には懺悔を』

『下妻物語』『告白』の中島哲也監督が8年の沈黙を破った新作ミステリーが9位にランクイン。映像化不可能と言われてきた打海文三さんのミステリー小説を、構想18年をかけて映画化した。物語は一人の探偵の死から始まる。元同僚の佐竹(西島秀俊さん)と助手の聡子(満島ひかりさん)が調査を引き継ぐと、その先に待っていたのは9年前の新生児誘拐事件と、重い障がいのある少年だった。「生きているのが奇跡」と言われた小さな命が、逃げ場のない現実にもがき苦しむ大人たちの心を動かしていく。共演は黒木華さん、宮藤官九郎さん、柴咲コウさん、佐藤二朗さん、役所広司さん。

8位:『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』(公開日:2026年8月7日)

『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』
『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』

2023年の大ヒット作『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続編にして完結編が、公開4週目で前週6位から8位に。特攻隊員の彰を見送ってから7年。高校教師になった百合(福原遥さん)の前に、彰の面影を宿す青年・涼が現れ、止まっていた時間が動き出す。前作で石丸(伊藤健太郎さん)と別れた千代(出口夏希さん)のその後も描かれ、ホスピスで穏やかな余生を送る年老いた千代を演じた倍賞千恵子さんには、「涙が出た」「流石の大女優」と声が相次いでいる。

7位:『キングダム 魂の決戦』(公開日:2026年7月17日)

『キングダム 魂の決戦』
『キングダム 魂の決戦』

原泰久さんの人気漫画を実写化したシリーズ第5作が前週に続いて7位に。邦画実写ではシリーズ5作連続50億円超えという史上初の記録をすでに達成しており、公開7週目に入ってもTOP10に名を残し続けている。秦以外の六国が手を結んだ大軍が国境を越え、秦は滅亡の危機に立たされる。千人将に昇格した信(山﨑賢人さん)が、国の命運をかけて戦場に立つ。2026年9月4日(金)には5都市での応援上映第二弾も予定されており、劇場の熱はまだ冷めそうにない。

6位:『ミニオンズ&モンスターズ』(公開日:2026年8月7日)

『ミニオンズ&モンスターズ』
『ミニオンズ&モンスターズ』

「怪盗グルー」シリーズ生まれの人気者ミニオンズが主役の長編アニメ第3弾が、公開4週目で前週4位から6位に移った。今回の主役は、従来のケビンたちに代わり、絵を描くことと映画が大好きなジェームズ、その親友ヘンリー、穏やかな性格で耳の不自由なエドの三人。ハリウッドの映画スタジオに紛れ込んだ彼らがモンスター映画作りに奮闘するかたわら、別のミニオンたちはロボット型エイリアン・ドートの地球侵略に手を貸してしまう。

5位:『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション』(公開日:2026年7月31日)

『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション』
『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション』

「クレヨンしんちゃん」の劇場版第33作が、前週に続いて5位に踏みとどまった。夏休みに秋田へ帰省した野原一家は、人間が立ち入ることを禁じられた「妖怪の国」に迷い込んでしまう。人間だとバレたひろしとみさえは“おしりだま”を取られ、妖怪の姿に変身。人間の記憶も徐々に消えていくなか、しんのすけたちは子の刻までに“おしりだま”を取り戻せるのか。夏の秋田や妖怪の世界の描写は「歴代上位の美しさ」と評されており、大きなスクリーンでこそ味わいたい1作だ。

4位:『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』(公開日:2026年7月31日

『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』

トム・ホランドさん演じる「スパイダーマン」シリーズ第4作が、前週3位から4位へ。ただし記録面では大きな節目を迎えた。世界興収は23億3200万ドルに到達。『タイタニック』を超え、歴代世界興収ランキングで4位に躍り出た。国内でも累計52億円を記録し、トム・ホランドさん版の過去最高を塗り替えた。本作では、愛する人を守るため世界中の記憶から自分の存在を消したピーターが、孤独のなかでスパイダーマンとして戦い続ける姿が描かれる。2026年9月5日(土)からは特大ヒット御礼として入場者にオリジナルポストカードも配布される。

3位:『トイ・ストーリー5』(公開日:2026年7月3日)

『トイ・ストーリー5』
『トイ・ストーリー5』

ディズニー&ピクサーのシリーズ第5作が前週2位から3位に。累計は動員901万人、興収125億円を超え、自ら塗り替えたピクサー歴代最高記録を9週目に入ってもなお更新し続けている。デジタルに心を奪われた持ち主ボニーを前に、自分たちの居場所を守ろうとウッディやバズら、おもちゃたちが立ち上がる物語。第1作の公開から30年。当時子どもだった世代が親になり、家族3世代で劇場を訪れるファミリー映画として定着したようだ。

2位:『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』(公開日:2026年7月24日)

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』
『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』

「ちいかわ」の劇場版が、3週ぶりに首位を明け渡し2位に。原作屈指の人気長編「セイレーン編」の映像化で、島を訪れたちいかわたちの大冒険を描く。2026年9月5日(土)からは入場者特典第4弾として、映画オリジナルキャラの島二郎やセイレーンが初めてフィギュア化されたチャームミニフィギュア(全4種)の配布が始まり、4DX上映もスタート。上映形式と特典を途切れなく更新していく戦略が、公開6週目でも週末36万人超えの動員を保つ原動力になっているとみられる。

1位:『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 〈ワルプルギスの廻天〉』(公開日:2026年8月28日)

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 〈ワルプルギスの廻天〉』
『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 〈ワルプルギスの廻天〉』

2011年のテレビアニメ放送で社会現象を起こした『魔法少女まどか☆マギカ』の劇場版第4作が、初登場首位を飾った。初日から3日間で動員約53万5000人、興収約9億4000万円を記録。前作『叛逆の物語』(2013年)から13年ぶりの新作で、3度の公開延期を乗り越えての到達だ。前作で、鹿目まどかへの想いゆえに自ら「悪魔」と化した暁美ほむら。彼女が作り出した世界を舞台に、魔法少女たちの運命が再び動き出す。キャスト・スタッフにはこれまでのメンバーが再結集し、総監督は新房昭之さん、脚本は虚淵玄さんが担当。シリーズの予習があるとより深く味わえる作品だけに、テレビシリーズや前作を振り返ってから劇場へ向かいたい。

今週は、TOP10の上位をファミリー・アニメ勢ががっちり固める構図が続く一方、9位に中島哲也監督の『時には懺悔を』、10位にリドリー・スコット監督の『ラスト・サバイバー』と、作家性の強い実写新作2本が滑り込んだ。夏休みのファミリー層から、秋のコアな映画ファンへ。客層のシフトが始まりつつある。

夏休みが明けた最初の週末となる2026年9月4日(金)には、東野圭吾さん原作の重厚ミステリー『白鳥とコウモリ』が公開予定。松村北斗さん(SixTONES)と今田美桜さんがW主演を務め、幅広い客層の動員が見込まれる。ロングラン勢と新顔が入り混じる秋口のラインナップから、お気に入りの1本を選んで劇場へ足を運んでみては。

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