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【天神地下街】創業70年の名店「加辺屋」で出雲そば!3段重ねの三色そば

  • 2026.9.4

こんにちは!リビングふくおか・北九州Web地域特派員のゆーれんママです!天神地下街が今年で施設開業50周年を迎え、街のあちこちでアニバーサリー企画が盛り上がっています。これまでゴディバや伊都きんぐの50周年限定メニューをご紹介してきましたが、今回はちょっと趣向を変えて「てんちかに50年前からあるお店」を訪ねてみました!

出典:リビングふくおか・北九州Web

そのお店が、こちら。「加辺屋(かべや)」です。実はここ、ただのそば店ではありません。なんと、そば一筋!天神地下街で半世紀にわたって愛され続ける、知る人ぞ知る名店なんです。

天神地下街とともに50年!「加辺屋」の歴史

「加辺屋」は1955年創業。天神地下街が開業した1976年から、ずっとこの場所で営業を続けています。現在、川端本店に勤める三代目の祖父が創業者。出雲出身だった創業者は、戦後間もなく引き揚げてきた際に、福岡を訪れました。そこで感じたのが、当時の福岡の街の活気。

出典:リビングふくおか・北九州Web

「この街でそば屋をやろう」そう決意したことから、「加辺屋」の歴史が始まったそうです。そして今も、その想いは三代目へと受け継がれています。

出典:リビングふくおか・北九州Web

今回、いろいろなお話を聞かせてくださったのは、三代目のお姉さんで、天神地下街店の責任者を務める山崎さん。山崎さんによると、実はそばだけを専門に扱うお店は、今ではとても貴重なのだとか。確かに、うどんも一緒に楽しめるお店が多い中、「そば一筋」という潔さは、なんだかカッコいい!

「出雲そば」ってどんなそば?

今回いただくのは、加辺屋自慢の出雲そば。私自身、出雲そばをいただくのは、今回が初めて! そこで山崎さんに、出雲そばならではの特徴を教えていただきました。加辺屋流の食べ方で驚いたのが、釜から上げたそばをそのまま器に注ぎ、そば湯とつゆを使って、自分好みの濃さに調整していただくのだそうです。「自分でつゆの濃さを決める」。これは、ちょっとワクワクします!

3段重ねが美しい!「三色そば」1100円

出典:リビングふくおか・北九州Web

今回、私が注文したのは、「三色そば(さんしき)」(1100円)。シンプルな割子そばを3段重ねにして、それぞれに違った味わいを楽しめる人気メニューです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

まず運ばれてきたのは、もみじおろし、ねぎ、そしてつゆとそば湯。 そして、ほどなくして……

出典:リビングふくおか・北九州Web

3段に積み重ねられた「三色そば」が登場しました。この3段重ねのビジュアル、素敵です!

3段を広げてみると……中身は三者三様!

さあ、3段を平らに広げてみます。

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すると……1段目は海苔だけ。2段目には海苔と卵黄。そして3段目には、たっぷりのとろろ。まさに3種類の味わいです。そして、そばを見てみると……黒い!材料の約9割がそば粉という出雲そばは、一般的なそばよりも色が濃く、そば好きにはたまらないビジュアル。これは期待が高まります!

まずはシンプルに!そばの香りと旨味を堪能

まずは海苔だけの一段目から。

出典:リビングふくおか・北九州Web

もみじおろしとねぎをのせ、つゆをかけて、いただきます!……おいしい!口に入れた瞬間、そばの香りがふわっと広がります。そば粉の割合が多いだけあって、そばそのものの旨味もしっかり。そして、つゆがまた印象的なんです。イワシの一種であるウルメを主体にだしを取った、コクのあるつゆ。流水でしめたそばによく絡み、福岡では珍しい、キリッとした辛めの味わいがたまりません。これは、そばがどんどん進みます!

ここからが面白い!残ったつゆを次の段へ

そして山崎さんに教えていただいた、おすすめの食べ方を実践。

出典:リビングふくおか・北九州Web

なんと、1段目で残ったつゆを、そのまま2段目へ!そこへ薬味とつゆを少し足して、卵黄をちょっと崩していただきます。

出典:リビングふくおか・北九州Web

すると……さっきのそばとは違う!そばの香りと旨味に、卵黄のまろやかなコクが加わって、味わいが一気に優しくなります。同じそばなのに、こんなに表情が変わるんだ!これは楽しい♪ 3段目は、とろろでさらに変化。2段目で残ったつゆを、今度はとろろの入ったそばへ。そこへ薬味とつゆを足して、いただきます。とろろのなめらかな口当たりに、先ほどの卵黄の余韻も加わって、これまたおいしい!

出典:リビングふくおか・北九州Web

自分でつゆの濃さを調整しながらいただくのも、加辺屋のそばならではの楽しみ。そば通の方は、3段それぞれに合わせて、つゆの割合まで考えながら味わうそうですよ。これは奥が深い!

最後のお楽しみは「そば湯」

そして、最後に忘れてはいけないのが……そば湯です!

出典:リビングふくおか・北九州Web

だしつぼに残ったつゆを、そば湯に注いでいただきます。ほんのり甘みのあるそば湯が、これまた絶品。しかも、今回私が訪れたのは夕方。実は、加辺屋のそば湯は時間帯によっても表情が変わるんです。朝はサラサラとしたそば湯なのですが、同じ釜でそばを茹で続けることで、夕方になると少しずつ濃度が増していくのだそう。 私がいただいた夕方のそば湯は、とろ~り、もったり!とろみのある濃厚なそば湯で、これがまたたまりません。 朝はサラリと軽やかに、夕方は濃厚に。時間帯によって違うそば湯を楽しんでみるのも、面白そうですね。

「50年前から、ずっとここにある」という贅沢

今回、加辺屋を訪れて感じたのは、単に「おいしいそばを食べた」というだけではありません。天神地下街が誕生する前から続く名店が、天神地下街の50年とともに歩み、今も変わらずそばを提供している。そう思うと、一杯のそばがなんだか特別に感じられます。そして、出雲そばならではの食べ方も新鮮でした。自分でつゆを調整し、3段それぞれの味を楽しみ、最後はそば湯で締める。一杯のそばを、自分で完成させていくような感覚。これが楽しいんです!

出典:リビングふくおか・北九州Web

実は普段、ランチタイムには行列ができていて、なかなか訪れることができなかった私。今回ようやく味わうことができました。そして、メニューを見てみると、ほかにも気になるそばがたくさん!これはまた食べに来なくては。 天神地下街50周年の今年、50年間この場所で愛され続けてきた「加辺屋」で、福岡ではちょっと珍しい出雲そばを味わってみてはいかがでしょうか?

加辺屋 
福岡市中央区天神2丁目 天神地下街西6番街123号
092-771-6851
営業時間 10:00 - 21:00 定休日 施設に準じる

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