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東京駅そばの隠れ家で贅沢体験♪ 大人のためのティーサロン「HIGASHIYA man 丸の内」で都会の鼓動を忘れる静寂のひととき

  • 2026.4.25

東京駅丸の内南口から徒歩5分。丸の内仲通りに面した「HIGASHIYA man marunouchi(ヒガシヤ マン マルノウチ)」の菓子売り場奥に、わずか8席ほどのお茶席があります。都会の真ん中にあることを忘れさせてくれる隠れ家のような静かなたたずまい。厳選されたお茶とHIGASHIYAの和菓子を堪能できる、大人のためのティーサロンです。

東京駅そばの隠れ家で贅沢体験♪ 大人のためのティーサロン「HIGASHIYA man 丸の内」で都会の鼓動を忘れる静寂のひととき
東京駅そばの隠れ家で贅沢体験♪ 大人のためのティーサロン「HIGASHIYA man 丸の内」で都会の鼓動を忘れる静寂のひととき

東京駅近の大人の隠れ家茶房

東京駅そばの隠れ家で贅沢体験♪ 大人のためのティーサロン「HIGASHIYA man 丸の内」で都会の鼓動を忘れる静寂のひととき
お茶をいただくために、光や陰影まで計算され尽くされた空間

デザイン事務所を主宰し、インテリアデザイナーでもあるオーナーの緒方慎一郎氏のデザイン哲学が反映された和菓子店「HIGASHIYA man marunouchi」。店舗の奥には、しゃれた菓子売り場とは一線を画す、静けさに満ちた凛としたティーサロンが潜んでいます。
店内に入って目にするのは、抑えた照明が作り出す陰影と、窓の外の明るさとのコントラスト。そのたたずまいからは日本特有の「わびさび」が感じられ、思わず背筋が伸びるような心地よい緊張感に包まれます。

まるでコース料理をいただくようなティータイム

東京駅そばの隠れ家で贅沢体験♪ 大人のためのティーサロン「HIGASHIYA man 丸の内」で都会の鼓動を忘れる静寂のひととき
お茶セットに選んだのは「伝統本玉露」と「自家製焙じ茶」。和菓子は「豆大福」と「本蕨」、HIGASHIYAを代表する「棗(なつめ)バター」

HIGASHIYAのティーサロンは、大勢でおしゃべりに興じるお茶処というより、大切なお友だちと、または、ひとり静かに、心を整える体験をするための空間といえるでしょう。のどを潤すだけでなく、まるでお料理のコースのように1~2時間かけてゆっくりお茶と向き合います。

茶房でいただけるのは3種のお茶にお菓子の付いたコースや、茶葉や和菓子を選べるお茶セット。今回いただくのは「お茶2種と和菓子3種のセット(4500円)」です。まずはその日の気分に合わせて自分の好きなお茶とお菓子を選びましょう。

ゆっくり流れる時間も楽しむ

東京駅そばの隠れ家で贅沢体験♪ 大人のためのティーサロン「HIGASHIYA man 丸の内」で都会の鼓動を忘れる静寂のひととき
平たい茶器で茶葉を開かせ、うま味を抽出。湯を沸かすところからお茶を淹れるまで、どの瞬間も豊かな和の時間が流れる

ここでは専門のスタッフが目の前で一杯ずつ、丁寧にお茶を淹れてくれます。選んだお茶は、藁(わら)で遮光し、自然仕立てで育てたという「伝統本玉露」。人肌まで冷ましたお湯を、玉露宝瓶(ぎょくろほうひん)といわれる取っ手のない平たい形の茶器に注ぎます。平たい形は茶葉をゆっくり均一に広げ、うま味を最大限に引き出してくれるのだとか。

待つこと3分。1煎目はお猪口(ちょこ)のような小さな器でいただきます。スタッフの所作には無駄がなく、思わず見入ってしまうほど。茶こしは使わず、茶葉がこぼれないよう、蓋を少しずらして丁寧に注ぐのですが、最後の一滴まで注ぎ切るのもポイント。「最後のひと雫」にこそ、旨みや香りが最も凝縮されているのだそうです。自宅でお茶を淹れるときの参考にもなりますね。

日本のお茶の味わいの深さと向き合う

東京駅そばの隠れ家で贅沢体験♪ 大人のためのティーサロン「HIGASHIYA man 丸の内」で都会の鼓動を忘れる静寂のひととき
炭化(たんか)させて黒みを持たせた木のカウンターテーブルは、お茶の緑や白い器がよく映える

注がれた器の中のお茶は澄んだ美しい翡翠(ひすい)色。鼻に抜ける玉露のふわっと立ち上る芳醇な香りは、それだけで癒やされます。

小さなお猪口から一口含んでみると、その味わいにびっくり。「え?これお茶なの?」と疑わずにはいられないくらい、まるでお出汁のような旨みが口いっぱいに広がります。上等な茶葉を適温で丁寧に淹れることで引き出されるお茶の奥深さを知り、普段飲んでいるお茶との違いにも驚かされました。また、同じ茶葉でも2煎目、3煎目と器を替えて飲み進めていく毎に、味わいはどんどん変化していきます。まろやかさが増す3煎目でようやく最初に選んだ和菓子が提供されます。

東京駅そばの隠れ家で贅沢体験♪ 大人のためのティーサロン「HIGASHIYA man 丸の内」で都会の鼓動を忘れる静寂のひととき
先に選んだ和菓子以外に、お茶請けと香の物にいぶりがっこ、つくだ煮のきゃらぶきが付く

HIGASHIYA定番の「棗(なつめ)バター」や「豆大福」は、お茶の味をそっと引き立てる上品な味わい。甘い和菓子がお茶の苦味や渋みを際立たせ、お茶が和菓子のうま味を引き出します。香の物で味覚をリセットさせれば、また口の中ではお茶の風味が再び広がっていきます。

4煎目までゆっくり玉露を堪能したあと、最後に残ったお茶殻にポン酢をひと垂らしして、今度は茶葉自体を味わいます。口に入れてみてまたびっくり。お茶殻はまるで和食の一品、お浸しのよう。茶葉の奥深さを改めて知る体験です。

焙じ茶は茶葉を炒るところから

東京駅そばの隠れ家で贅沢体験♪ 大人のためのティーサロン「HIGASHIYA man 丸の内」で都会の鼓動を忘れる静寂のひととき
焙じ茶専用の、片手鍋のような焙烙(ほうろく)を使ってムラなく焙煎

玉露の次は「自家製焙じ茶」を。HIGASHIYAオリジナルの茶葉を「焙烙(ほうろく)」で炒るところから始まります。焙烙は取っ手の先が空洞になっていて、そこから直接、茶葉を急須へ注ぎ入れることのできるお茶道具です。焙じ茶は100°Cほどの高い温度で淹れるのがおいしいとされるお茶。炒りたての茶葉に熱々のお湯を注ぎます。

東京駅そばの隠れ家で贅沢体験♪ 大人のためのティーサロン「HIGASHIYA man 丸の内」で都会の鼓動を忘れる静寂のひととき
焙じ茶の湯呑みはお茶の香りを閉じ込めるように、口元がすぼまった形をしている

焙じ茶の湯呑みには香りを楽しむ「香湯呑(こうゆのみ)」という専用のものが使われます。HIGASHIYAの湯呑みは、「焼き〆」といわれる高温で長時間焼き上げた渋みと風合いが特徴の黒い器。茶葉やお菓子のこだわりや、そんな茶器の知識について、スタッフとの会話が広がるのもこの茶房ならではのお楽しみです。

一歩外に出れば、慌ただしい都会の喧騒が広がるなか、お茶をいただきながら心が整っていくのを感じるうれしいひととき。ちょっと足を止めて、HIGASHIYA man 丸の内で、五感で味わうお茶体験をしてみませんか。

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