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【太宰府】わくわく!思わず笑みがこぼれる作品たち『太田宏介アトリエ館』

  • 2026.9.4

皆さん、こんにちは。リビングふくおか・北九州Web地域特派員のkurinaです。暦の上では、もう秋を迎えているはずなのですが、一向にその気配がありませんね。相変わらず暑い日が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。夏の間は暑さに勝てず、太宰府市を中心としたエリアの散策取材を少し控えておりましたが、今回は久しぶりに太宰府エリアのご紹介です。

今回ご紹介するのは、西鉄五条駅前、太宰府市いきいき情報センター1階に常設されている『太田宏介アトリエ館』です。太田宏介さんは、某ドラマのモデルにもなった画家で、色彩豊かな動物たちの絵が印象的な、人気の高いアーティストです。

「初めて人物を描いた絵」2024年:ドラマの為に描き下ろされた一枚。ふんわりと温かい気持ちにさせてくれる作品です。

ドラマではご兄弟の絆が描かれていましたが、このアトリエ館の代表を務めるのは、宏介さんのお兄さんである太田信介さん。
※信介さんが2023年に出版した『僕らはきょうだいで起業する』を、某局の編成プロデューサーが読んだことがきっかけで、ドラマ化が進んだそうです。宏介さんがよく描く動物の名が冠されたドラマで、現在はストリーミングサービスでも配信されていますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

出典:リビングふくおか・北九州Web

宏介さんにはお会いできませんでしたが、8月末に静岡で開催されるイベント準備のために、偶然アトリエを訪れていた兄であり代表の太田信介さんに、お話を伺うことができました。

絵をはじめたきっかけ♪

『太田宏介アトリエ館』には、原画を鑑賞できる展示スペースが設けられており、絵を描き始めた頃の水彩画から、現在のアクリル絵具による作品まで展示されています。初期から現在までの“作品の軌跡”を一度に鑑賞できる、とても貴重な空間です。※入室無料。※撮影自由。

出典:リビングふくおか・北九州Web

スタッフの方によると、多動であった宏介さんが、粘土遊びのときだけは集中して取り組む姿を見て、「もしかしたら芸術方面に才があるのでは」と感じた母・愛子さんが、近所の“松澤造形教室”に通わせたことが、絵をはじめるきっかけになったそうです。

「スイミング」1996年夏:サインの代わりに”えがお”と記された一枚。微笑ましいエピソードですよね♪

「弟は色を混ぜることがとにかく好きで、混ぜていくと最終的には“黒”になるので、以前の作品では黒をよく使っていました」と語る信介さん。

「ハコフグと貝がら」2000年:ハコフグのなんとも言えない表情が愛らしい一枚。

作品は描かれた順に展示されているのですが、確かに初期の作品には黒が多く使われています。黒が多いと全体が暗くなりがちなところ、思わず笑みがこぼれるような楽しげな作品になっているのは、色彩のバランスが絶妙だからこそ。

「クルマエビ」2000年:繊細なタッチと細やかな表現に思わず見入ってしまいます。

「クルマエビ」2000年:繊細なタッチと細やかな表現に思わず見入ってしまいます。

スタッフさん曰く「色彩感覚は、私似ね」と、母・愛子さんはよく仰っているそうです。なんだかほっこりするエピソードですよね。宏介さんに寄り添う愛子さんのエピソードは、公式YouTubeでもご覧いただけます

「台湾の動物園」2024年:ゴールドの縁取りがきらめき、動物たちが生き生きと楽しそうです。

割り箸や折り紙など、さまざまな画材を試しながら創作を続けてこられた宏介さん。試行錯誤の中で、最近では主にアクリル絵具を使用されているそうです。画面いっぱいに描かれた躍動感あふれる動物たち。目に飛び込んでくる鮮やかな色彩は、本当に心が躍ります。

「ミュー」2026年:オーダー作品の出来栄えに感銘を受けた依頼主のご希望で、展示室に飾られているそうです。

「その時の調子や気分にもよるのかもしれませんが、自分なりにバランスをとって描いているのだと思います。最初の背景色にどんどん色を重ねて、最終的に全く違う色彩の絵が出来上がることがあります。それに、宏介は用紙の中心に構図をとらないんです。たとえ全体が入らなくても、中心から少しずらしたところに描いたりして、それがまた良いんですよね」と語る信介さん。

出典:リビングふくおか・北九州Web

絶妙な配置で描かれた絵は味わい深くて、その創造の世界には、私たちが思いもつかないほど色鮮やかな景色が広がっているのかもしれません。ただただ凄いです。

ライブペイント&塗り絵体験♪

『太田宏介アトリエ館』には、展示スペースとは別に、作品やポストカードなどを販売するショップが併設されています。ここでは、夏休み期間中やライブペイント開催時に、塗り絵体験を楽しむことができます。

出典:リビングふくおか・北九州Web

取材時にも、一組の親子が塗り絵体験をされていました。塗り絵は6枚セットで400円(税込)。

出典:リビングふくおか・北九州Web

お子さんの体験が中心なのかと思っていましたが、大人の塗り絵ブームもあって、先日は年配の方がライオンの絵を“赤”をメインに塗られていたそうです。とても素敵だったとスタッフさんが話してくださいました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

こちらでは月に2回ほど、宏介さんのライブペイントが開催されています。とても人気のイベントだそうです。ライブペイントのスケジュールについては、店舗情報にある公式インスタにてご確認ください。

出典:リビングふくおか・北九州Web

宏介さんのファンだと話すスタッフさんに、特にお気に入りの作品をご紹介いただきました。こちらのピンク色の象と、男の子が乗っているトラの作品が“推し”なのだそうです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

このピンク色の象の色彩が絶妙ですよね。背景に馴染むピンク色。パステルほど軽やかでもなく、ショッキングピンクほど強くもない、本当にバランスのとれたピンク色です。宏介さんは色を混ぜ合わせることで、独自の色を作り出されているそうです。
それに、トラの目の可愛いことといったら。最初に展示室へご案内くださった際に「動物たちの目が全部違っていて、とても可愛らしいんです」と仰っていたのですが、このトラの目…可愛すぎです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

ショップには、母・愛子さんが考案したコルクボードや、制作されたコースターなども並んでいました。ご家族の皆さんが、それぞれ出来ることで支え合う姿が、本当に素敵だなぁと思いました。

左:太田愛子さん 右:太田宏介さん

ショップに飾られた写真を見ていると、「確かに色彩感覚は、お母さん譲りだな〜」と思ってしまいます。愛子さん、とてもお洒落で素敵ですよね。

代表取締役:太田信介さん

「宏介は宮崎で生まれましたが、宮崎に居たのは4年間だけで、私は生まれも育ちも太宰府です。今は宏介も太宰府に住んでいるということもあり、地域への恩返しの意味も込めて、太宰府にアトリエを開館しました。こちらを訪れる皆さんに、もっと自由に表現していいんだということを、伝えていければと思っております」と、信介さんは話してくださいました。

「海・陸・空」2025年:眺めていると心が解き放たれるような、自由と解放感を感じる一枚です。

大人になるにつれて、「これはこの色でなければ」「これはこう描くものだ」と、自分自身に制限をつけてしまいがちですよね。でも、宏介さんの作品を観ていると、もっと自由に表現してもいいんだということに気づかされます。

わくわくして楽しくて、元気をもらえる作品に出会えます。皆さん、ぜひ『太田宏介アトリエ館』に足をお運びください。

【絵画展情報】
■9月1日(火)~7日(月)盛岡川徳百貨店
■9月26日(土)~27日(日)札幌カリモク
東北方面へお出かけの方は、ぜひお立ち寄りください。

太田宏介アトリエ館
住所:福岡県太宰府市五条三丁目1番1号 太宰府市いきいき情報センター1階
最寄り駅:西鉄五条駅
営業日:火曜・水曜 定休日
営業時間:11:00~16:00
URL:https://www.instagram.com/kousuke.ohta/

※記事に掲載した内容は公開日時点または取材時の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際は公式サイト等で最新情報の確認をしてください

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