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毎日の睡眠だけじゃなくいざというときにも安心!着心地も機能も満点の「ナルエー」のパジャマに注目

  • 2026.9.4

着心地だけでなくデザイン性にもこだわる「ナルエー」とは

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シンプルなデザインにギャザーを寄せた立体的なポケットがアクセントのワンピース 12,100円(消費税込み)

1969年にラウンジウェアブランドとして創業した「ナルエー」は、「くつろぐための衣服」と「眠るための衣服」を展開しています。その時代のファッションやライフスタイルを取り入れながらパジャマのあり方を進化させています。暮らしをちょっと豊かに、楽しくすることをコンセプトに、シンプルでありながら毎日が楽しくなるエッセンスがプラスされています。展示会に初めて伺ったときは、キュートなタイプやシンプルなもの、オンにも着られそうなシャツのようなデザインなど、ルームウェアとは思えないデザインの豊富さに驚きました。

「私たちは、ただ寝るためではなくて、よりよく眠るための服を追求しています。素材選びや締め付けにくさ、寝返りのしやすさや、縫い目のゴムなどの肌あたりも考えてデザインしています」(ナルエー 企画部 上級睡眠健康指導士 丸山あきかさん)

商品づくりでは、4つの基本を大切にしているといいます。

1. 素材。肌に触れた瞬間、ほっとする感触の天然素材にこだわる。

2. しっかり汗を吸収し、熱をこもらせないこと。

3. 寝返りしやすいパターンメイキング。

4. 毎日洗っても型崩れしにくい、縫製の仕様や技術。

肌触りのいい素材や汗を吸収するというのは洋服も同じではありますが、寝返りのしやすさや、毎日自宅で洗っても型崩れしにくいというのは、パジャマならではのこだわりですね。

洋服とパジャマには大きな違いがある

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ギャザーによる生地の重なりが気になる胸元の透け感をさりげなくカバーし、パンツはボリューミーなシルエットながらも、すっきりと仕上げた大人のワイドパンツのプルオーバーセットアップ 13,200円(消費税込み)

洋服と同じようにデザインを重視すると、パジャマ本来の機能が低下する場合もあるため、その両立には、手間暇がかかるだろうと想像できます。

「洋服とパジャマでは、最終的な仕上げに大きな違いがあります。パジャマは、長い時間、直接お肌に触れるものなので、なによりもお肌に寄り添うような柔らかさが大切です。ただ、生地を柔らかく仕上げるほど、どうしても生地の強度との両立が難しくなります。その一方で、毎日のように着て、気軽に洗濯できることも、とても重要です。そのため、柔らかな風合いを損なわないようにしながら、必要な部分には補強のステッチを入れるなど、着心地と耐久性のバランスを細かく調整しています」(丸山さん)

デザインだと思っていたステッチは、補強の意味でもあるのです。パターンの場合も同じで、オーバーサイズがトレンドであっても、単純に大きくするのではなく、寝返りを妨げず、体にまとわりつきにくいように綿密に計算。ゆったりしているように見えるけれど、眠りの邪魔をしない設計に仕上げています。ボタンやディテールは、着脱のしやすさも考慮してデザインされています。天然素材にこだわってはいますが、機能によってはポリエステルの素材が必要な場合もあり、そんなときは、編み方を工夫し、肌に触れる側には綿糸が出るようにするなど機能性を取り入れながらも、お肌への心地よさをできるだけ損なわない工夫をしているのだとか。ちょっとストレッチが効いていた方が動きやすいという場合もありますからね。着る目的が違うからではありますが、洋服を仕上げるよりも、考えるべきことが多いのではないかと感じました。

「洋服のように見えるデザイン性を持たせながら、最後まで『これは眠るための服である』ということを忘れない。その両立がナルエーのパジャマづくりで大切にしていることです」(丸山さん)

洋服のように見えるデザインにこだわるわけ

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カーディガンより暖かく、コートより柔らかく軽い、コーディガンのような羽織は、左右にはスマホもすっぽりと収まる大きめのポケットつき 8,690円/表面のボアはあたたかく裏面のフリースはなめらかで滑りがよく動きやすいあったかパンツ 8,690円(すべて消費税込み)

着心地のいいパジャマにデザイン性をプラスすることで、より多くの手間暇がかかるのにも関わらず、洋服のように見えるデザインにこだわるのには、理由がありました。

「ナルエーは、創業当時から地域に根差したお店で商品を販売してきたのですが、病院近くのお店から、学ばせていただいたことがあります。それは、入院中にパジャマで過ごす方はもちろん、様々な事情から1日多くを家で過ごし、パジャマやルームウェアを長時間着ている方々がいらっしゃるということ。だからこそ、着心地だけでなく、透けにくいこと、人に会っても気後れしないこと、パジャマらし過ぎず洋服のように見えることも大切だと考えています」(丸山さん)

入院中は、病室で過ごすだけでなく、売店や談話室に行くこともあります。そんなときに、透けにくいパジャマは安心ですね。その積み重ねが、現在のワンマイルウェアにつながっています。

外に出られるとなると、災害などで急に非難しなければならなくなったときにも安心です。私は、阪神淡路大震災の発生時、大阪に住んでいたのですが、早朝5時46分の発生だったため、まだ眠りの中でした。冬の寒い時期だったため、スウェットをきていたことから外に出られる格好でしたが、真夏だったらどうだっただろうと考えたこともあります。

「女性の場合、急に外へ出なければならない状況を考えると、胸元や体のラインが気になりにくいことは大切です。そのため、胸元の左右にポケットをつけたり、胸元だけを二枚仕立てにしたり、体のラインを拾いにくい素材やパターンを選んだりと、さまざまな工夫をしています」(丸山さん)

ポケットは、デザインとしてだけでなく、実用面でもとても重要。現在は、スマホを家の中で持ち歩く場合も多いため、ポケットに入れられると便利ですし、いざというときにも役立ちます。ほかにも、パンツの裾や袖口にゴムを通して調整できる仕様になっているものもあり、裾は引きずりにくくするためで、袖口は家事や作業をするときに邪魔になりにくくするためだとか。食器を洗いながら、ずるずる下がってくる袖には、ストレスを感じるものです。

「特別な防災着を用意するというよりも、普段から心地よく着られて、人前にも出られ、動きやすい。その『いつもの一着』が、もしものときにも安心につながる。そんなルームウェアでありたいと思っています」(丸山さん)

今後も、眠るための服としての心地よさを一番大切にしながら、時代や暮らし方の変化に合わせてルームウェアを提案していくというナルエー。ルームウェアを着たまま過ごす時間が増えているからこそ、眠るときは体を休められて、起きている時間には気持ちよく過ごせて、そのまま人前に出ても安心できる一着を作っていくとのこと。ピンタックなど、洋服としても手が込んだデザインのものもあり、普段の洋服を選ぶように、パジャマを選びたくなります。

林ゆり

ロハスジャーナリスト。フリーアナウンサー。関西を中心にテレビ、ラジオ、舞台などで活動後、東京に拠点を移し、執筆も始める。幼いころからオーガニックに囲まれて育つ。LOHASを実践しながら、ファッション、コスメ、食べ物など、地球にやさしく、私たちにもやさしいものについてライフスタイルマガジンやブログで発信中。

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