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夫の不倫「ほぼ黒」なのに逃げしのいでいて…最大級に懲らしめる「おしゃれ」な方法

  • 2026.8.30

はーいみなさん、ごきげんよう!満島てる子です。

単刀直入に聞こう。
読者諸君!君たちは、不倫という行いについてどう思うかね!?

…ここで使い古された「不倫は文化」とかって話を語り出そうものなら、おそらく即炎上となるのでしょうが。そんなつもりは毛頭なく。

Sitakke
ライター・満島てる子

こちらのコラム連載は、何を隠そうお悩み相談コーナー。

すでに合点のいっている方もおそらくいるでしょうけれども、今回は伴侶のよからぬ火遊びに痺れを切らしている方から、怒りのこもった文面でご相談のお手紙をいただきました。

どうやらなかなか香ばしい予感。早速ご紹介しましょう。

読者からのお悩み「夫がほぼ確実に不倫をしているのに、認めずに逆ギレ。表沙汰にはせずに収束させたいけど…」

Sitakke
Sitakke

あんれまぁ。なんて往生際の悪いお相手さんなんでしょう。

年明けには発覚し、春には逃れようのない状況に追い込まれているというのに、そこからなんやかんやでごまかして、夏の終わりに至るまで逃げしのいでいらっしゃるのよね?

「隠し通そう」としたり、「嘘を重ね」たりしているところも、正直気に食わないねぇ。

ともあれ「りぴょん」さん、メッセージありがとうございます!
今の状況じゃ、そりゃモヤモヤもするわよね。心中お察しするに余りあるほどです。

不倫について調べると、モノガミー気質(パートナーをお互い1人に限定するような関係を望むタイプであるということ)の強いあたしには、なかなか驚きの数字がズラリ。

例を出すと相模ゴム工業株式会社の2026年の調査では、パートナー以外に性行為の相手がいると答えた率は17%。

正直「多くね…?」とか思ってしまったんだけれど(だって約5人に1人よ?)、世間一般の感覚で言うとそうでもないのかしら。みんなはどう感じるでしょう。

別の角度から見たって実によろしくない

Sitakke

もしもこれが割とポピュラーで、読者の方々も「そりゃそうだ」ぐらいで納得する調査結果なのであれば、今回の「りぴょん」さんの事例も、この社会にとってはありふれたものなのかもしれません。

また、以前から度々このコラムでは書いていますが。
世の中にはパートナーと関係性を構築するにあたり、「ポリアモリー」という形態(関わる全員の合意の下、複数の相手と親密な関係性を結ぶこと)をとっている方がいます。

また、それを自身の性のあり方としてどこか望んでいながらも、なかなかそう言語化することのできない当事者もいたりして。

そうしたパターンも含めて考えていくと、「自分以外の、他の誰かと」というロマンスのあり方自体は、人間のひとつのあり方として、今後もっと肯定されていく必要があるのでしょう。

ですが、そうだったとしても。
目下の「りぴょん」さんの相方は、別の角度から考えるに、実によろしくない。
一言で表すなら、誠実じゃない。

だってさ。
「ほぼ黒なことを繰り返して」いるのは自分の方なのに、「問い詰めると逆ギレ」するなんて、どう考えても幼稚。

人生をともにするかたわれに対して失礼だし、対話のテーブルに着こうという気がないのがとっても不快ですよね。

人間には、他者とつながっていくためのツールとして言葉というものが与えられているというのに、それを大切な相手と交わそうともしないなんて。

なんならむしろ、そのツールを使って「りぴょん」さんを騙し(嘘って言葉を使った詐欺よね)、なんならあなたに「責任転嫁」までして、おのれの現状を肯定しようとするなんて。
愚か者にもほどがある。

…おっと、言葉がキツくなってしまいました。これは失敬。苦笑

でもあたし、本当に許せないのよね。なんやかんやいいわけつけて、実は後ろめたい自分の過ちを擁護したりごまかしたり、「いやそんなものじゃん」って正当化しちゃうタイプの輩。

そういう人と出会うたび、「くだらないことに脳みそ使ってるヒマあったら、まずは自分の非を認めて謝れよ…はっきり『ごめん』って言えよ!怒」って思っちゃうし、実はときどき本人に対して言っちゃうの。

汚い例えで申し訳ないんだけれど、トイレで大きい方済ませた直後のおしり、ずっと見せられたり、なんなら押しつけられたりしたらいやでしょ?
まずペーパーで拭けって思うわよね?

それと似た気持ちになるというか、なんというか。
自分で自分のやらかしぐらい、最後までケツ持ちせえよって思っちゃうというか。

とはいえ、「両親も薄々気づいて」しまわれるような状況にあって、なおも現実逃避を続ける人です。

「りぴょん」さん、残念ながらあなたのパートナーは、自分でちり紙処理ができるタイプじゃないと思う。

だから、事態に終止符を求めるなら、こちらから打ちにいかなきゃいくしかなさそうよね。

酷だし不当な話ですが、相談者さんにはみずからひと踏ん張りしていただく必要があるんじゃないかと、あたしは思います。

あたしなりのAnswer

Sitakke
先日お誕生日でもらったプレゼントと

さて、じゃあどうすればいいのかという話ですが、これについては「りぴょん」さん、あなたには願いがあったわよね。

「表沙汰に揉めずに」なんとかしたいんだったっけ。

これについては、もちろんあたしも「揉めないでほしいなぁ」と願っているところ。

誰かとの軋轢が生まれるのってそれだけでしんどいし、それがましてや結婚相手で、弁護士立てての裁判にまで発展したとかなったら、さぁ大変。
お互いに経済的、精神的、時には名誉に関わる傷まで負いかねませんよね。

まして「こちらのコラム読んで離婚しました!」なんてなったら(もちろん、それが人生の明るい選択肢に結果なるというのなら、それはそれでいいんだけれど)、あたし多分動揺も動悸も止まらないと思う。笑

なのでここからはあくまで、法や外的手段に頼らないことを前提に、話を続けていこうと思います。

でね、「りぴょん」さん。
あたしさ、本当はあなたと会って話せてたらよかったなぁって、いつものお悩み相談以上に強く今思ってるの。

なんでかっていうとね、あたしったら、あなたとパートナーさんのいろいろ、馴れ初めから直にめちゃくちゃ聞いてみたくなっちゃったんだよね。
しかもそこから、よりスマートな解決の糸口、実は見つけることができたかもしれないなって、目下のところ感じちゃってるのよ。

そう考えるきっかけとなったのはね、実はあなたのお手紙中のとある言葉だったんだ。

何が「懲らしめる」になるのかを考えると

Sitakke
先日、小樽ドリームビーチ海の家でのひとコマ

それは、「この場合、正面から懲らしめてもよいのでしょうか。」ってところ。

……「え?」って感じかな。拍子抜けだったらごめん。

いやさ、正直に言うとこの部分、見たとき笑っちゃったのよ。
だってすごくない?「懲らしめる」って。

あたしこの言葉ひっさびさに目にした気がするし、この「懲らしめる」って表現、独特のニュアンスを放っているなってすごく感じたの。

なんて言うのかな。
例文で考えてみてほしいんだけれど、「いたずらっ子を懲らしめる」って文があったとするよね。
このとき、懲らしめる人と懲らしめられる子どもって、一旦の「懲らしめ」があった後も関係が続いていきそうじゃない?

社会的なつながりを断ってしまうような、厳しい罰を与えるのではないというか。
相手の行いが今後改善していくことを、どこか愛をもって期待しているのが前提というか。

Sitakke

あたし、「りぴょん」さんの書き様からも、これと同じあたたかさをどこか感じたのよね。
『うる星やつら』のラムちゃんが「ダーリンなにしてるっちゃ!怒」と、他の女の子にヘラヘラしている諸星あたるに雷落とす感じで、相手を叱りたいのかなって。

そう。
実情は不明ですが、この一言からはあなたのパートナーへの情愛、垣間見えるような気がする。
あたしはそんな風にここ、勝手にですが受け取ったんです。

で、もし本当に、そこに愛があるのなら。
そんな愛が育ってきた経緯を個人的には聞きたい。

なんならそれ、あたしには話さずとも、2人でお互いにエピソードトークしてみてほしい。
「ここまた行きたいね」とか「あのときバカバカしくて大笑いした」とか、そんな楽しい思い出たちを、不倫のことをあえて一旦忘れたフリをして、ティータイムでも夕食でも、お酒一緒に飲みながらでもいい、チャンスがあれば語り合ってみてほしいのです。

(それすらできないなら、もしくはそんなこと1ミリも可能ではなさそうな関係性に、ふたりが既にいるのなら、相手は本物のクソ男!懲らしめる以前に、さっさと粗大ゴミに出すことをオススメするわ)

それを経てから。
改めて「あのさ。あなたのこと愛しているの前提であえてはっきり言うけど、不倫、気づいてるよ。ショックだからやめて」と、それこそ正面から切り込んでみたらどうかなぁ。
もう逆ギレも責任転嫁も、嘘をつくことも、向こうが虚しくなってしまうようなぐらいの、真っ直ぐなテンション感で。

純なる愛は、不純な行いに対する最大の罰であると、あたしは思います。
そういう意味で「りぴょん」さん、ぜひあなた、相手のことを遠慮なく懲らしめちゃってください。

徹底的に愛して、徹底的に罰しちゃうの。おしゃれでしょ?

あなたのピュアな復讐劇が、一体どのような結末を迎えることになったのか。
事が全て落ち着いたら、またメッセージでどうか教えてくださいね。報告、待ってます!

ま・と・め♡

というわけで今回は、不倫を認めぬパートナーという話題で、あれこれ執筆させていただきました。

モノガミーであれ、ポリアモリーであれ。

人生を共にする相手には、しっかり誠実でありたいし、向こうにも「誠実でいてほしいんだよ」ということをなんとか気持ちそのまま、でも上手に伝えたいもんだよね。

愛について考えさせられる回だったような気がします。
ではではまた次回。Sitakkeね〜!

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文:満島てる子
イラスト制作:VES
編集:Sitakke編集部あい
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満島てる子:オープンリーゲイの女装子。北海道大学文学研究科修了後、「7丁目のパウダールーム」の店長に。 2021年7月よりWEBマガジン「Sitakke」にて読者参加型のお悩み相談コラム【てる子のお悩み相談ルーム】を連載中。お悩みは随時募集しています。

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